[試合後談話]2019.5.26
ストロング小林佑樹が執念を見せた!
右:小林の右フックがヒット
WBOアジアパシフィック・バンタム級5位のストロング小林佑樹(27=六島)が26日(日)、大阪市立大学第二体育館でWBOアジアパシフィック同級王者ベン・マナンクィル(27=比)に挑戦した。昨年12月のタイトル戦以来の試合となる小林は、初回から強豪王者に襲いかかった。
小林が新チャンピオン
小林の根性が実を結んだ形となった。初回から小林がスイッチしながらジリジリと距離を詰めて左ボディを好打。サウスポーのマナンクィルは左ストレートで止められないと判断するとボディに的を絞った。しかし、小林は被弾しながらも前に出てはボディにパンチを集めてスタミナを奪う。マナンクィルは王者の意地を見せてワンツーで対抗するが、押し込まれてロープを背にした。10回、小林は失速したマナンクィルを攻めたて連打でストップに持ち込んだ。
執念で獲った
ベルトを巻いた小林は、「相手の方がテクニックがあるので、気持ちとスタミナで勝負しようという作戦だった。(ボクシングを)辞めようかと思ったこともありましたが、続けてきて良かった」 と話し歓喜の涙を流した。
今後に関しては、「マッチメイクは会長にお任せするので、ずっと勝てるボクサーになれるようにこれからも頑張ります」と抱負を口にした。
今後に関しては、「マッチメイクは会長にお任せするので、ずっと勝てるボクサーになれるようにこれからも頑張ります」と抱負を口にした。
最後は根負けした
一方、2月に獲得した王座を手放したマナンクィルは、「彼はとても勇敢だった。最後は私が疲れてしまった。また、チャンスをもらえるように頑張ります」と小林の実力を認めた。
採点表