[現地会見]2019.5.24
木村翔 中国会見で必勝誓う
現地で行われた会見
前WBO(世界ボクシング機構)フライ級王者の木村翔(青木)が24日、2日後の26日(日)に中国・江西省撫州市で開催されるWBA(世界ボクシング協会)ダブルタイトルマッチの記者会見に臨んだ。会見には木村のほか、木村の挑戦を受けるライトフライ級王者カルロス・カニサレス(ベネズエラ)、地元で初防衛戦に臨むフェザー級正規王者シュー・ツァン(中国)、シューに挑む元WBA世界スーパーバンタム級王者の久保隼(真正)が出席した。
木村はチャンスをくれた中国に感謝
これまで中国のプロボクシングはチケット収入に重点を置いていなかったが、シューの米国での世界王座奪取、中国3人目の世界王者誕生が追い風となり、4700枚用意された観戦チケットは完売。日中で100社以上のメディアから取材申請があるなど注目度は高く、当日のダブル世界戦の模様は国営テレビCCTVで中国全土に放送されるほか、日本でもWOWOWOで夜8時よりメンバーズオンデマンド配信される。
宿泊先のホテルも世界戦ムード一色
2年前に上海で中国の英雄ゾウ・シミン(鄒市明)から世界王座を奪取した木村の人気はシューに続いて高く、メディアの視線が集まるなか木村は檀上に立ち、王座返り咲きに向け「調整も順調で体調もいい。強い気持ちで戦い、必ずカニザレスを倒し、再びチャンピオンになります」と決意した。
カニサレスと並んだ木村