[ニュース]2011.5.20
5/19:ボクシングの日
ボクシングの日
1952年5月19日、故・白井義男氏がダド・マリノを破り、日本人初の世界王者となった日を記念し、昨年から「ボクシングの聖地」後楽園ホールで始まったボクシングの日ファン感謝イベント。今年は日本&東洋太平洋スーパーウェルター級タイトルマッチをメインに、東日本大震災支援チャリティーと銘打ち開催された。
キッズボクシング
オープニングイベントでは、16名のキッズボクサーがリングに登場。元WBA世界ミニマム級王者・星野敬太郎、元WBA世界スーパーフライ級王者セレス小林、元WBA世界スーパーフライ級王者・飯田覚士、元WBA世界スーパーフライ級王者ヨックタイ・シスオーの熱血指導を受けると、キッズ達は目を輝かせ、元王者達の構えるミットに大人顔負けのパンチを打ち込んでいた。
初代エアボクシング王者たち
続いては、昨年から始まったエアボクシングの紹介と、初代エアボクシング王者によるエキシビジョンを公開。ここで星野氏が再び登場。エアボクシングに挑戦するも「難しいです。無茶苦茶疲れました(笑)」と、30秒の実技にスタミナを消耗した様子だった。
女子世界王者のトークショー
また女子世界王者によるトークショーも行われ、WBC女子世界ライトフライ級王者・富樫直美(ワタナベ)、WBC女子世界アトム級王者・小関桃(青木)、WBA女子世界スーパーフライ級王者・天海ツナミ(山木)、WBA女子世界ミニマム級王者・多田悦子(フチュール)、WBC女子世界ミニフライ級王者・藤岡菜穂子(T&H)がリングイン。女子拳闘界に詳しいフリーライターの藤村氏が女子王者達の赤裸々な話を聞きだし、会場を大いに盛り上げていた。
チャンピオン会
そして世界チャンピオン会から、42名の元・現役日本人世界王者がリングに勢揃い。世界チャンピオン会ガッツ石松会長がマイクを握り、東日本大震災における募金活動の報告を行い「心は一つ。立ち上がれ日本!」と力強くエールを送った。募金活動により集まった浄財は、日本プロボクシング協会終身名誉会長ファイティング原田氏が日本ボクシング協会を通じ、日本赤十字社に寄付される。
チャリティーオークション
さらに昨年も行われた元WBA世界ライトフライ級王者・渡嘉敷勝男のチャリティーオークション。現役世界王者達・元世界王者達のサインやサイン入りグローブ、ポスターなどを、渡嘉敷氏が絶妙な話術で会場のファンにハンマープライス。この売上げも義援金として寄付された。またアシスタントにはWBA世界バンタム級王者・亀田興毅(亀田)が務め、売上げに貢献していた。
メインイベントには、2度目の激突となる日本&東洋太平洋スーパーウェルター級タイトルマッチがラインナップ。2冠王者チャーリー太田(八王子中屋)と国内4階級制覇を狙う湯場忠志(都城レオS)の激闘が多くのファンを魅了し、後楽園ホールは大歓声に包まれた。
メインイベントには、2度目の激突となる日本&東洋太平洋スーパーウェルター級タイトルマッチがラインナップ。2冠王者チャーリー太田(八王子中屋)と国内4階級制覇を狙う湯場忠志(都城レオS)の激闘が多くのファンを魅了し、後楽園ホールは大歓声に包まれた。