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[ニュース]2008.3.22

興毅、復帰戦は判定勝利

 22日、幕張メッセで行われた亀田興毅(協栄)8ヶ月振りの復帰戦は、10Rフルの判定で興毅が勝利を掴んだ。試合は開始1Rに興毅が左ショートアッパーでフローレスからダウンを奪い、復帰戦KO勝利を予感させたが、フローレスも世界ランカーの意地を見せ、興毅のプレッシャーを凌ぎ左フックで回り、興毅の左カウンターに対し右ストレートを狙った。試合全般を通じて興毅の左カウンターストレートがフローレスを捕らえるシーンが展開されたが、フローレスが打たれ強さを見せ粘り、試合は判定に持ち込まれた。初回にダウンを奪い試合をコントロールした興毅が3-0(100-91,100-91,100-90)の完勝を収めた。
 試合後のインタビューで興毅は「変な試合してしまったな。申し訳ない。お客さんの声援は嬉しいな。KO出来なくて悔しい。ブランクは言い訳やし、もっと練習するよ。年内に2階級制覇する。皆の期待に答える様、強くなるから応援お願いします。」とコメントした。2階級制覇を口にした亀田興毅のターゲットはWBC王者の内藤大助か?それとも、29日の坂田VS山口の勝者か?世界フライ級を統一するのは果たして…。