[海外前日計量]2019.5.11
海外前日計量:2冠王者ハードにW世界タイトル再戦
米国3大世界タイトルマッチ
米国で5月11日(日本時間12日)に開催される、3つの世界戦の前日計量が各会場で10日(日本時間11日)に行われた。バージニア州フェアファックスのイーグルバンク・アリーナでは、WBA(世界ボクシング協会)&IBF(国際ボクシング連盟)スーパーウェルター級王者ジャレット・ハード(米国)が登場。IBF1位、WBA4位の指名挑戦者ジュリアン・ウィリアムス(米国)とともに秤に臨んだ。
また、アリゾナ州トゥクサンのコンベンションセンターでは、ふたつの世界リマッチ戦がセットされ、各選手が明日に向けて会場に集まった。メインイベントのWBC(世界ボクシング評議会)スーパーフェザー級タイトルマッチは、王者ミゲール・ベルチェル(メキシコ)と、元WBC同級世界王者でWBC1位のフランシスコ・バルガス(メキシコ)による再戦となり、両選手が約2年4ヶ月ぶりに秤の前で顔を突き合わせた。そして、昨年の12月以来のダイレクト・リマッチとなったWBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級タイトルマッチは、王者エマニュエル・ナバレッテ(メキシコ)と、前WBO同級王者のアイザック・ドグボエ(ガーナ)が王者と挑戦者の立場を入れ替えて計量に臨んだ。
また、アリゾナ州トゥクサンのコンベンションセンターでは、ふたつの世界リマッチ戦がセットされ、各選手が明日に向けて会場に集まった。メインイベントのWBC(世界ボクシング評議会)スーパーフェザー級タイトルマッチは、王者ミゲール・ベルチェル(メキシコ)と、元WBC同級世界王者でWBC1位のフランシスコ・バルガス(メキシコ)による再戦となり、両選手が約2年4ヶ月ぶりに秤の前で顔を突き合わせた。そして、昨年の12月以来のダイレクト・リマッチとなったWBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級タイトルマッチは、王者エマニュエル・ナバレッテ(メキシコ)と、前WBO同級王者のアイザック・ドグボエ(ガーナ)が王者と挑戦者の立場を入れ替えて計量に臨んだ。
ハードvsウィリアムス
スーパーウェルター級リミットとなる69.8kgを王者ハード、挑戦者ウィリアムスともに100gアンダーの69.7kgでクリア。IBF4度目、WBAスーパーが2度目の防衛に臨むメリーランド州が出身のハードと、2度目の世界挑戦となるペンシルバニア州からやってくるウィリアムス、両選手とも地元に近いバージニア州での戦いとなる。PBC(プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ)として地上波FOXが中継、プロモートをPBC興行を仕切るTGBプロモーションズが受け持つ。
ベルチェルvsバルガス2
メキシカン同士の因縁の再戦は王者ベルチェル、挑戦者バルガスとともにスーパーフェザー級リミットとなる58.9kgジャストでパスして、万全のコンディションを作り上げた。当初は3月23日に米国・カリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムで再戦予定だったが、王者ベルチェルの拳を負傷で延期に。その後、連勝し防衛を続けたベルチェルがV5戦で再びベルトを奪ったバルガスと激突する。試合をプロモートするのはトップランク社、米国ではスポーツ・ケーブル局のESPNが中継を行う。
ナバレッテvsドグボエ2
スーパーバンタム級リミットとなる55.3kgをナバレッテは200g少ない55.1kgで合格。対するドグボエは300gアンダーの55.0kgで秤を下りた。前戦はドグボエが有利とされる中、ナバレッテが柔軟なボクシングを披露し、判定勝利で世界初栄冠となった。ガーナの至宝ドグボエは初黒星の雪辱、自身の保持していたベルト奪取に闘志を燃やす。