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[ニュース]2019.4.8

井上浩樹「もっと上のステージに行ければ」

2日前に王座に就いたばかりの井上
 日本スーパーライト級新王者の井上浩樹(26=大橋)が8日、後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル」のリングに登場した。アマチュア5冠の井上は、6日に行われたチャンピオンカーニバルで細川バレンタイン(38=角海老宝石)から最大6ポイント差の判定勝ちで王座を奪取。従弟の尚弥、拓真に続くタイトルを井上家にもたらし、デビューからの全勝記録を13に伸ばした。
今の目標はベルトを守ること
 試合後はWBA世界バンタム級王者の井上尚弥(25)に「半分の力も出せていない」と酷評された井上だったが、ファンに感謝の言葉を伝えると「次はもっと盛り上がる試合をする」と誓い、「防衛を続けもっと上のステージに行ければ」と抱負を語った。
左:平岡と右:湯場のホープ対決
 また、セミファイナル前には、相手選手の棄権により試合が流れた日本ユース・スーパーライト級王者の平岡アンディ(22=大橋)が、今月18日に試合を控える湯場海樹(20=ワタナベ)と2ラウンドのスペシャルスパーリングを披露。技巧派サウスポー同士によるホープ対決に会場は大きな声援を送った。
次を楽しみにしてください
 終了後、マイクを握った平岡は「楽しみにしていた試合が流れ残念ですが、スパーリングでもこんなにたくさんの人が見にきてくれて嬉しい」と感謝し、「準備期間がたっぷり作れたので、次を楽しみにしてください」と挨拶した。