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[発表会見]2019.3.28

真正ジムが春に2大世界タイトルマッチを発表

春に大一番を迎える3選手
 真正ジム所属のWBOアジアパシフィック・ライトフライ級王者の小西伶弥と、WBOアジアパシフィック・ミニマム級王者の佐伯霞、前WBO世界女子ミニマム級王者の多田悦子が28日、神戸市内のホテルで次戦の発表会見に臨んだ。世界戦が決まった小西と佐伯、そして4団体制覇を目指す多田は、WBC世界女子ミニマム級挑戦者決定戦となった。真正ジムの2019年春の陣は豪華なラインナップとなった。
山下正人会長
 会見の冒頭、山下正人会長は「4月27日メインイベントでWBO女子世界ミニマム級王座決定戦にうちの佐伯霞が出場することになりました。このタイトルは多田悦子が持っていたもので3月20日に返上したものです。そして多田も同日4団体制覇を目指して、WBC世界女子ミニマム級挑戦者決定戦を行います。そして5月19日に小西伶弥がIBF世界タイトルマッチに挑戦者として指名挑戦で決まりました。関西で世界タイトルをやるのがうちだけになりましたし、男子女子共に関西で世界戦の光を消さないように、継続できるように頑張って行きますのでよろしくお願いします。3者とも泥臭くても良いので勝ちに徹してもらいたいです」と今後の詳細と意気込みを語った。
 
小西伶弥(真正)
 続いて念願の世界再挑戦が決まった小西は「2度目のチャンスをいただき会長に感謝しています。昨年、世界戦に負けてから自分に何が足りないのか、試行錯誤して考えて練習してきました。まだまだ思っているボクシングは出来ていないですが、今の自分が一番強くなっています。厳しい試合になると思いますが、獲る強い気持ちで挑みます」と決意を語った。
佐伯霞(真正)
 プロ4戦目で世界戦が決まった佐伯は「こんなにも早くチャンスをもらえると思っていなかったですが。ここでしっかりチャンスを掴んで世界チャンピオンになりたいと思います」と語った。「今回に相手は自分より小さいときいています。自分のボクシングを貫いて倒して勝ちたいと思います」とKO宣言した。
 
多田悦子(真正)
 そして、日本女子プロボクシング創世記から活躍する多田は日本女子ボクシング初の4団体制覇を目指す。「今、コンディションはすごく良いです。今度の相手は力に差があると思うのでしっかり勝って、世界を目指して行きたいと思っています」とベテランらしく落ち着いた様子で語った。
 
真正ジム2019年春の陣!