[ニュース]2019.3.26
栗原慶太の初防衛戦が5.10にセット
バンタム級最強を目指す栗原
OPBF東洋太平洋バンタム級王者の栗原慶太(26=一力)の初防衛戦が、5月10日(金)に後楽園ホールで開催される「A-sign.Bee20~大和魂」のメインにセットされた。挑戦者は2度の世界戦を経験したOPBF同級9位のワルリト・パレナス(35=森岡)。18戦13勝(11KO)5敗のホープ栗原に対し、倍の36戦26勝(23KO)9敗1分のキャリアを誇るベテランだが、昨年5月から2戦続けて敵地でもまれ、殺傷能力の高い右ストレートを武器に結果を残してきた栗原なだけに、一年ぶりのホームで成長した姿を見せることがもとめられる。
小林との王座決定戦
栗原は昨年12月に大阪でストロング小林佑樹(六島)と空位の王座を争い、4度のダウンを奪い判定勝ちで初の王座を獲得した。この試合は後に異例の計測ミスが発覚し、無効試合となる可能性もあったが、日本ボクシングコミッション選手権委員会の審議の結果、ノーコンテストに該当しないと裁定が下され、栗原の王座獲得が認められた。
バンタム級では初のタイトル戦
一方、11年から日本を拠点に活動するフィリピン出身のパレナスは、昨年6月に船井龍一(ワタナベ)と空位のWBOアジアパシフィック・スーパーフライ級王座を争い8回KO負け、12月の再起戦でも世界ランカーの石田匠(井岡)とノンタイトル戦で判定負けを喫したが、その実力はまだまだトップクラス。バンタム級では2戦2勝2KOと結果を残しているだけに、フィジカルとパワーを活かしたファイトが期待できそうだ。
なお、このイベントのセミにはチャンピオンカーニバル日本スーパーウェルター級タイトルマッチ、王者の新藤寛之(宮田)対同級1位の松永宏信(横浜光)が組まれているほか、水谷直人(KG大和)vs日本スーパーフライ級18位の田之岡条(小熊)、日本フェザー級10位の荒谷龍人(KG大和)vs日本ライト級6位の斉藤正樹(TEAM10COUNT)の8回戦も発表された。
なお、このイベントのセミにはチャンピオンカーニバル日本スーパーウェルター級タイトルマッチ、王者の新藤寛之(宮田)対同級1位の松永宏信(横浜光)が組まれているほか、水谷直人(KG大和)vs日本スーパーフライ級18位の田之岡条(小熊)、日本フェザー級10位の荒谷龍人(KG大和)vs日本ライト級6位の斉藤正樹(TEAM10COUNT)の8回戦も発表された。