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[海外前日計量]2019.3.16

前日計量:スペンスJrvsガルシア&ネリ

テキサス、AT&Tスタジアム開催
 米国・テキサス州アーリントンのダラス・カウボーイズの本拠地AT&Tスタジアムで16日(日本時間17日)に開催される、IBF(国際ボクシング連盟)ウェルター級タイトルマッチ。王者エロール・スペンスJr(米国)vsWBC(世界ボクシング評議会)ライト級王者ミゲール・ガルシアの前日計量が同スタジアムで15日に行われた。
 アンダーカードでは前WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級王者のルイス・ネリ(メキシコ)が、元IBF世界スーパーフライ級王者マックジョー・アローヨ(プエルトリコ)を相手にバンタム級10回戦を行う。
 PBC(プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ)興行として今年2回目のボクシングPPV(有料視聴)を地上波TV局のFOXが中継、プロモートをマッチメイカーのトム・ブラウン率いるTGBプロモーションズが主催する。
スペンスvsガルシア、計量クリア
 体重差が話題となったIBFウェルター級タイトルマッチ、その前日計量で王者スペンスは同級リミット66.6kgを300gアンダーの66.3kgでクリア。対するWBCライト級王者で挑戦者のガルシアは600gアンダーの66.0kgで秤を下りた。IBFルールにより試合当日の朝に行われる再計量では、10ポンド超の71.2kgまでとされている。その後、どこまで体重を戻すのかにも当日は注目だ。階級を超えた危険が伴う今年最初のビッグマッチに目が離せない。
ネリ、米国デビュー戦へ
 バンタム級10回戦で米国デビュー戦を迎えるネリは、同級リミットの53.5kgでしっかりと体重を作った。相手のアローヨは500g軽い53.0kgでパス。PBC&同アドバイザー、アル・ヘイモンと契約を結んだ最初の試合となるネリが、王座奪還に向けてのアピールを目指す。
前王者ベナビデス、ヘビー級のアレオーラも参戦
 WBCによる薬物検査でコカインの陽性反応によりタイトルを剥奪された、前WBCスーパーミドル級王者のデビッド・ベナビデス(米国)がIBF世界同級15位ジェイレオン・ラブ(米国)を相手に再起し、スーパーミドル級10回戦を行う。そして、3度の世界挑戦をキャリアに持つメキシカン・アメリカンのクリス・アレオーラ(米国)も参戦。ここまで18戦17勝(12KO)1分と無敗をキープするジャン・ピエレ・アーガスチン(米国)とヘビー級10回戦で対戦する。