[日本ランキング]2019.3.1
2月は堀川謙一と中谷潤人が新王座に!
新王者となった38歳の堀川と21歳の中谷
日本ボクシングコミッション(JBC)は28日にランキング委員会を開き、最新の日本ランキングを作成した。2月はライトフライ級とフライ級で王座決定戦が行われ、堀川謙一(三迫)と中谷潤人(M.T)の新チャンピオンが誕生したほか、約1年ぶりに再起した元日本スーパーフェザー級王者の尾川堅一(帝拳)が同級2位で復活した。
大保は次戦に勝てば日本王座挑戦
新王座に就いた堀川と中谷には90日以内の指名試合が義務づけられ、約3年ぶりにライトフライ級王座へ返り咲いた堀川への挑戦者には、大保龍斗(横浜さくら)が1位にランクされ指名挑戦権を得たが、大保は今月21日にOPBF東洋太平洋同級ランカーの矢吹正道(緑)とノンタイトル戦を予定しており、この試合の結果如何によっては権利を失うことになる。
フライ級王者の中谷は6月に初防衛戦を計画しているが、1位の粉川拓也(角海老宝石)以下、ランカーは3月以降の次戦を予定しているため、指名挑戦者の選定は次回以降の持越しとなった。
フライ級王者の中谷は6月に初防衛戦を計画しているが、1位の粉川拓也(角海老宝石)以下、ランカーは3月以降の次戦を予定しているため、指名挑戦者の選定は次回以降の持越しとなった。
左から尾川、木村、井上、細川がランクイン
タイトル挑戦権を有する12位内には、スーパーライト級でランカー撃破に成功した木村文祐(JM加古川)が同級10位、1月に米国での世界挑戦に敗退し、世界ランクを失った元日本スーパーウェルター級王者の井上岳志(ワールドスポーツ)が同級2位に、先月24日にOPBF、WBOアジアパシフィック・ミドル級王座の初防衛に失敗した細川チャーリー忍(金子)が同級2位でランクされた。なお、細川に勝利し、41歳でアジア2冠王座に就いた野中悠樹(井岡弘樹)はスーパーウェルター級6位から外れた。
転級は左から富岡、西谷、長濱の3選手
また、富岡樹(REBOOT)がスーパーフェザー級からライト級へ、西谷和宏(VADY)がライト級からスーパーフェザー級へ、長濱陸(白井・具志堅スポーツ)がスーパーウェルター級からウェルター級への転級が認められたほか、前回フライ級7位の星野晃規(M.T)、前戦の計量失格によりJBC預かりとなっていた元日本ウェルター級ランカーの丸木和也(天熊丸木)の現役引退が確認された。丸木は3月1日付での天熊丸木ジム新会長就任によるもので、弟の丸木凌介はスーパーウェルター級5位にランクされている。
星野と丸木和也は引退