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[試合後談話]2019.2.10

清瀬天太のチャレンジマッチ

ベン・マナンクイルと清瀬天太
  WBCユース・スーパーバンタム級王者でWBOアジアパシフィック・バンタム級1位の清瀬天太(姫路木下)が10日、姫路市内のウインク武道館で開催された「ULTIMATE GLORY.51」のメインイベントで空位のWBOアジアパシフィック・バンタム級王座を同級4位のベン・マナクイル(比)と争った。
 
勝利の瞬間
 試合は、先に距離を掴んだマナンクイルのペースで進んだ。開始からサウスポーのマナンクイルが積極的に右フックで攻勢を仕掛けた。清瀬は打ち終わりを警戒してなかなか前で攻めることができない。すると8ラウンド、マナンクイルがワンツーを決め清瀬がダウン。ここはダメージを感じさせず攻めに転じた清瀬だが、決定的な場面を作ることはできず。以降もマナンクイルのペースで進み、清瀬は最後まで打開できず、判定でマナンクイルがタイトル獲得に成功した。
 
アウェイで貴重な勝利をしたマナンクイル
 アウェイで貴重な勝利を喜んだマナンクイルは「キヨセは、強くとてもスピードのある選手だった。勝てて本当にうれしい。日本の皆様には感謝している。また日本で試合がしたいので呼んでください」と興奮した様子で語った。
 
清瀬天太(姫路木下)
 一方、地元で悔しい敗戦となった清瀬は「素直にダメでした。負けは認めます。頭が気になって前に出ることができなかったですね。進退はこれから考えます。簡単な気持ちでこの試合に臨んだわけではないです」と悔しさをにじませた。