[米国レポート]2019.2.9
パートナーが岡田戦をズバリ予想
(左)タラス・シェレステュク(ウクライナ=ロンドン五輪銅メ)
年内に世界挑戦を目指す岡田博喜(角海老宝石)が10日(日本時間11日(月)正午)、元WBOライト級王者レイムンド・ベルトラン(メキシコ)とカリフォルニア州フレズノ:セーブマートアリーナで行われるノンタイトル10回戦のリングで対決する。この二人とスパーリングをした経験を持つ、2007年度全日本ウェルター級新人王の高橋岳(=Gaku Takahashi※JBC引退→渡米)に試合の予想を聞いた。
Gaku Takahashi from Japan
岡田とは昨年4月にスパーで拳を交えたことがある高橋は、日本ボクシングコミッション管轄のプロボクサーとしては引退し、渡米後、選手としての活動を続けている。トレーニング先のロサンゼルスでは、ベルトランともコンスタントにスパーをしている。
日本時間11日(月)正午ゴング!
両雄を比較検討した高橋は「ベルトランのディフェンス力は高く、パンチを殺すのが上手いのでKO決着はないと思う。スピード、パワー、フィジカルは岡田選手の方が少し上。ジャブの差し合いで岡田選手が上回る」と試合の展望を語ると「ズバリ! 岡田選手の中差判定勝ち」と勝敗予想を立てた。
オッズ 岡田1.28倍:ベルトラン1.35倍
地元のオッズでも微差ながら岡田有利となっており、アメリカでも期待の高さが伺える。日本ボクシング界の実力をアメリカのリングで証明し、日本から来た新たな開拓者として、名を轟かせてもらいたい。
(取材 写真 Hirotsugu Yamamoto)