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[ニュース]2019.2.1

池山直と黒木優子が春に京都で再起戦

黒木優子と池山直
 元WBO(世界ボクシング機構)女子アトム級王者の池山直(フュチュール)と元WBC(ボクシング評議会)女子ミニフライ級王者の黒木優子(YuKO)が1日、再起をかけ激突することがわかった。試合は4月14日(日)、京都市内のKBSホールで開催されるフュチュールジム主催の「To The Future vol.25」アトム級8回戦で拳を交える。
 
池山直(フュチュール)
  男女併せて日本人現役最高齢ボクサーとなった49歳の池山は昨年7月、6度防衛したWBOのベルトを失うと、11月のWBA王座決定戦でも惜敗。しかし「まだ納得いかない」と再起を誓い、4月に元世界王者と激突し戦列復帰を目指すことになった。
 池山は「昨年は2連敗してしまいました。今回も強敵ですが、どんな形であれ勝ちに徹しようと思います。今年は亥年、イノシシのように前へ前へ突き進んで盛り上がる試合をしますので応援よろしくお願いします」とコメントした。
※2018年7月WBO世界女子アトム級タイトルマッチで挑戦者の岩川美花(高砂)に判定で惜敗。
※2018年11月WBA世界アトム級暫定王座決定戦で宮尾綾香(ワタナベ)に判定で惜敗。
黒木優子(YuKO)
 一方の黒木は5度防衛したWBCのベルトを2年前に失い、昨年2団体制覇を目指し臨んだIBFタイトル戦でも惜敗。4月の試合が再起戦となる。
 黒木は「2人とも前の試合で負けていますから、必ず勝たないといけない試合。敵地での戦いなので、判定では勝てないと思っています。KOを狙っていきます」と元気なコメントを寄せた。
※2017年12月WBC世界女子ミニフライ級タイトルマッチで小関桃(青木→引退)に判定で惜敗。
※2018年9月IBF世界女子アトム級王座決定戦では花形冴美(花形)に判定で惜敗。
元世界女王の激突が実現!