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[前日計量]2019.1.18

世界ランカー阿部に警察官ボクサーが挑む!

左:杉田と右:阿部が激突
 IBF(国際ボクシング連盟)フェザー級4位の阿部麗也(KG大和)と杉田ダイスケ(ワタナベ)が18日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量を行った。両者は19日に後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」のセミファイナル、57.8kg契約8回戦で激突する。
明日は完封する
 5月に日本王座に挑戦する阿部はタイトル前哨戦。100gアンダーの57.7kgで計量を終えると、「先のことは考えず目の前の相手にしっかり勝ちたい。無理に倒しにいかない」と語り、「相手は距離を潰してくると思うが、警察といえどスピードのある僕を捕まえることはできない」と自信たっぷりに言い放った。
勝ってからいろいろ言います
 5月に予定されている源大輝(ワタナベ)とのタイトルマッチに話が及ぶと、「チャンピオンは明日の試合を見に来ると思うが、しっかり対策しておいてくださいねという感じ。5月は完全な状態できてほしい」と話し会場を後にした。
前傾姿勢で勝負したい
 一方、5戦目で世界ランカーに挑む杉田はリミットちょうどの57.8kgを測定した。アマチュア141戦のキャリアを引っ提げ昨年4月にデビューした杉田は、「デビューしてから9ヶ月でここまでくるとは思わなかった。単純に強い選手と戦いたかった。このキャリアで世界ランカーとやれるのは良い経験になる」。「分は悪いと思うがジムのスタッフは勝てると言ってくれる。これまで上の階級のチャンピオンとのスパーリングもしているし、そこまで面を食らうことはないと思う」とアップセットに闘志を燃やした。