[海外ニュース]2019.1.17
4.20クロフォードvsカーン、正式決定!
WBO世界ウェルター級タイトルマッチ
すでに内定情報が飛び交っていたビッグマッチの開催が正式決定! WBO(世界ボクシング機構)ウェルター級王者のテレンス・クロフォード(米国)が、元世界スーパーライト級統一王者のアミール・カーン(英国)を迎え2度目の防衛戦を行うことが15日(日本時間16日)ロンドンで発表された。日時は4月20日(日本時間21日)で会場は米国・ニューヨークが最有力とアナウンスされ、追って発表されることとなった。
クロフォード、PPV初メイン
昨年10月の初防衛戦ではホセ・ベナビデス(米国)を相手に最終回TKO勝利し、現在5連続KO勝利中と評価をさらに上げる内容を見せつけた3階級制覇王者のクロフォード。今回は自身初となるPPV中継でメインを張ることになった。パウンド・フォー・パウンドの1人と目される実力のみでなく、今回は視聴件数を伸ばすためにも、人気の部分でも評価を上げなければならない。
カーン、再びビッグマッチに挑む
一方、WBO同級3位に位置するカーンは、16年5月に世界ミドル級統一王者のサウル"カネロ"アルバレス(メキシコ)の持つWBC(世界ボクシング評議会)タイトルに挑戦し6回KO負けとなった。しかしその後、犬猿の仲だったマッチルーム・ボクシングのエディ・ハーン氏と契約し、昨年2連勝で再起に成功している。
トップランク×ESPN&マッチルーム
今回の興行はクロフォードが所属するトップランク社がメインプロモーターとなり、カーン側のマッチルーム・ボクシングが共同。試合の模様はトップランク社と契約を結ぶスポーツ・ケーブル局のESPNがPPVとして放送する。米英のボクシングファンの注目を上げるべく、この日のロンドンに続き、米国でも近くプレゼンテーションが行われる予定だ。今、最も層が厚くチャンピオンたちの質も高いウェルター級世界戦線が大きく動き出した。