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[予備検診]2018.12.27

井上拓真にニンジン追加!

井上とペッチの身長差は4.7cm
 WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級暫定王座を争う同級5位の井上拓真(22=大橋)と同級2位のペッチ・CPフレッシュマート(タサーナ・サンパッタン/25=タイ)が27日、予備検診に臨むため都内のホテルに姿を現した。
 試合は12月30日(日)に太田区総合体育館で開催される「FUJI BOXING」のセミファイナルで行われ、当日夜7時からフジテレビ系列で生中継。同時刻にアメリカでも放送される。
リーチの長い選手ともやってきたので問題ない
 コミッションドクターより異常なしと診断された井上は、検診後の会見で初めて対面したペッチについて「対面してより一層気持ちがたかぶった。映像で見た通りの印象。(横に並び)そこまで身長差もなかったし問題はない。ウェイトは残り1kgを切った」とコメント。父の真吾トレーナーも「思っていたより小さかった。(約12㎝の)リーチ差は気になるが、拓真のスピードと出入りがあれば大丈夫」と自信を示した。
世界を獲ったら高級腕時計とガソリン1年分をもらう!
 続けて井上は、昨日の報知プロスポーツ大賞でボクシング部門の大賞に選ばれた兄・尚弥がハイオクガソリン1年分をもらい、真吾氏にプレゼントするはずが、井上が王座を獲得した際のご褒美になったことを明かし、自らリクエストした高級腕時計のニンジンの上乗せにニンマリ。「コンディションをしっかり整え試合に臨みたい」と気合を入れた。
拓真と会えて嬉しかったとペッチ
 一方、48戦48勝(33KO)と無敗を誇るサウスポーのペッチは、初の世界戦を控え「非常に嬉しくドキドキしている。リーチ差が実際の試合で影響するとは思わない」と昨日の公開練習同様に多くを語らないまま会場を後にした。
ペッチは寒いのかダウンを着たまま
■検診結果
WBC世界バンタム級暫定王座決定戦
同級2位:ペッチ・CPフレッシュマート(タイ)
身長:168.7cm
頸周:36.5cm
胸囲:87.0cm
リーチ:174.0cm
血圧:124/67mm/Hg
脈拍:65/min
体温:37.1℃

同級5位:井上 拓真(大橋)
身長:164.0cm
頸周:35.5cm
胸囲:91.5cm
リーチ:162.6cm
血圧:143/90mm/Hg
脈拍:59/min
体温:36.5℃