[試合後談話]2018.12.21
久我勇作が帰ってきた!
久我の右アッパーが炸裂!
元日本スーパーバンタム級王者の久我勇作(ワタナベ)が20日、後楽園ホールで開催された「DANGAN219」のメイン、スーパーバンタム級8回戦に出場。元世界ランカーのジョン・マーク・アポリナリオ(比)と拳を交えた。今年7月に日本王座を陥落して以来の再起戦となる久我は、アポリナリオの左右フックをブロックすると強烈な右フックを叩きつけた。
久我が圧勝で再起に成功
2回、久我はワンツー、左ボディを決めて後退させるが、アポリナリオも打ち終わりに左右フックを振り回し奮闘。しかし、流れは変わらず久我がグイグイ攻め込むと、4回に左ボディから連打でダウンを演出。さらに2度のダウンを追加し10カウントを聞かせた。
点数を付けられないくらい悪かったと久我
復帰戦を勝利した久我だったが控室では笑顔は見られなかった。「ボディを織り交ぜたコンビネーションなどいろいろと試したかったが、リングに上がったら顔面を打ち抜いて倒したい気持ちが強くなってしまった。勝てたことだけが良かった」と反省の弁を述べた。
今後に関しては、「チャンスがあれば海外でもやってみたいが、まずはベルトを獲り返したい。今は日本ランキングだけしか入っていないので日本王座がターゲットになると思う」と王座奪還を決意した。
今後に関しては、「チャンスがあれば海外でもやってみたいが、まずはベルトを獲り返したい。今は日本ランキングだけしか入っていないので日本王座がターゲットになると思う」と王座奪還を決意した。
久我にはパワーを感じた
一方、最後はギプアップしたアポリナリオは「相手はストレートとボディが強烈だった。多分、世界を獲るだろう」と力なく話した。