[ニュース]2018.12.17
尾川堅一が2月復帰! 日本フライ級王座決定戦も開催
幻の世界戴冠となった尾川が復帰!
元日本スーパーフェザー級王者の尾川堅一(帝拳)が2月2日(土)に後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」で復帰する。所属ジムがホームページ上で発表したもので、尾川はフィリピン・ライト級王者のロルダン・アルデアと132ポンド契約10回戦を行う。
1年前のファーマー戦
昨年12月に米国ラスベガスで現王者のテビン・ファーマー(米)と空位のIBF世界スーパーフェザー級王座を争い、判定勝ちでこれを獲得した尾川だが、その後のドーピング検査で禁止薬物の陽性反応を示し、ネバダ州コミッションから試合無効の裁定を下されたことで米国での世界王座獲得は幻となった。さらに日本ボクシングコミッションから1年間のライセンス停止を科されていたが、今月10日にその処分が明けた。
小田と判定まで競ったサウスポーのアルデア
戦績19戦12勝(6KO)6敗1分のアルデアは、日本では18年4月に日本ユース・ライト級王者の小田翔夢(白井・具志堅スポーツ)と対戦し、小田を左のカウンターで苦しめたサウスポー。一発があるだけに危険な相手だが、尾川にはこの1年の想いをぶつけ、世界への再スタートを切ってもらいたい。
フライ級は中谷と望月の決定戦
また、同じリングでは日本フライ級王座決定戦も行われ、黒田雅之(川崎新田)が世界挑戦を視野に返上した王座を1位の中谷潤人(M.T)と6位の望月直樹(横浜光)が争うことになった。
無冠ながらすでに世界で一桁にランクされ、日本王座を獲得して一気に世界を目指すホープ中谷と、ベルトと世界ランキングを手に入れるチャンスを掴んだ望月。2019年の飛躍を懸けた戦いも目が離せない。
無冠ながらすでに世界で一桁にランクされ、日本王座を獲得して一気に世界を目指すホープ中谷と、ベルトと世界ランキングを手に入れるチャンスを掴んだ望月。2019年の飛躍を懸けた戦いも目が離せない。