[ニュース]2018.12.16
大阪では来年の飛躍を誓う両者が激突
城後響とトリッキー熊谷
井岡ジムが期待をかける16年度新人王西軍代表の城後響(井岡)が16日、大阪市内のエルシアターで開催された「CHAMPION'S ROAD.64」のメインイベントで再起をかけトリッキー熊谷(T&T)と55.6kg契約8回戦に臨んだ。開始から両者はジャブの差し合いで緊張感のある立ち上がりを見せた。
勝てて良かったと城後
試合は、再起をかける城後が終始ジャブで試合をコントロールした。開始は両者単発のパンチで距離をはかる。中盤に入ると、城後はジャブを連打して先制に成功。対して、トリッキーは右のオーバーハンドと飛び込んでの右ボディを打つ。最終ラウンド終了間際に左フックでダウンした城後だが、ジャブでトリッキーを寄せ付けず、最後まで自分の距離で試合を進め判定勝利を収めた。
井岡ジム最終戦を締めた。
試合後、城後は「前の試合も周りの人には『勝てる』と言われていたし、自分もそう思っていたのに良いのをもらって負けてしまったので、今日は正直ビビりながら、リングに上がりました。この試合が井岡ジム今年、最後の試合やったので、勝てて本当によかったです。来年も頑張ります」と安堵の表情を見せた。
右:井岡一法会長
井岡一法会長は「最後のダウンはもったいないけど、ええ形で勝てたんちゃうかな。城後にも来年またチャンス作っていく」と来年を見据えた。