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[海外試合結果]2018.12.16

WBA世界フライ級戦 ダラキアンvsレブロン

ウクライナ決戦!
 ウクライナ・キエフのパルコヴィ・エキシビション&コンベンション・センターで15日(日本時間16日)開催されたWBA(世界ボクシング協会)フライ級タイトルマッチ。王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ)が、WBA同級3位の挑戦者グレゴリオ・レブロン(ドミニカ共和国)を相手に自国ウクライナで2度目の防衛戦に臨んだ。
ダラキアン、自国で4度のダウンを奪いTKO勝利!
 静かな立ち上がりとなった初回、挑戦者レブロンがプレッシャーをかけると、王者ダラキアンは足を使い捌く展開。ダラキアンは2回に早くもバランスを崩したレブロンに右を合わせ、この日最初のダウンを奪う。その後3、4回と距離を掴むダラキアンに対し、レブロンは圧力を強め、揉み合いからのスリップが増えてきた。そして迎えた5回、ダラキアンは開始4秒でスリップ気味ながら再びレブロンを倒す。再開後、同じ右を合わせ3度目、さらに右で4度目のダウンを追加。WBAルールの1ラウンド中の3ノックダウン制によりレフェリーストップ。ダラキアンが計4度のダウンを右で奪い5回2分40秒でTKO勝利をおさめた。V2を圧勝で飾ったダラキアンの戦績は18戦全勝(13KO)、3度目の世界挑戦も実らなかったレブロンは26戦21勝(16KO)5敗となった。