[試合後談話]2018.12.10
ダウンを奪いメインを締め括ったのは…
左:成塚 右:山中
A級初勝利を目指す山中章弘(31=フラッシュ赤羽)と日本ランキング入りを狙う成塚亮(27=ワタナベ)が10日、後楽園ホールで開催された「OVER HEAT BOXERS NIGHT.88」のメインイベント、ライトフライ級8回戦で拳を交えた。
試合は初回、重心を低く積極的にワンツーで仕掛ける山中に対し、成塚は距離を測り左ボディ、右ストレートで迎撃。スピードとボディワークに加え手数でも上回り、早くも主導権を握った。
試合は初回、重心を低く積極的にワンツーで仕掛ける山中に対し、成塚は距離を測り左ボディ、右ストレートで迎撃。スピードとボディワークに加え手数でも上回り、早くも主導権を握った。
成塚が2度のダウンを奪い完勝
山中も攻撃の手を緩めず前に出たが、2回に右ストレートで倒されると、4回にもパンチをまとめられダウンを追加された。以降は返しの左フックを狙いしつこく食い下がったが、成塚も最後まで集中を切らすことなく試合をコントロールし、最大8ポイント差をつけ完勝した。
来年はもっと上を目指します
これで日本人選手を相手に8回戦で2勝を挙げ、日本ランク入りの条件をクリア。試合後、来月のランキング更新に期待した成塚は、「しんどい試合でしたが、相手のパンチは見えていたし、練習通りの動きもできたので良かった」と激闘を振り返り、収穫に笑顔を見せた。
続けて成塚は、「まずはランク入りを果たし、タイトルに挑める位置まで上がっていきたい。もっと実力をつけて、必ず挑戦できるよう頑張ります」とさらなる精進を誓った。
続けて成塚は、「まずはランク入りを果たし、タイトルに挑める位置まで上がっていきたい。もっと実力をつけて、必ず挑戦できるよう頑張ります」とさらなる精進を誓った。