[前日計量]2018.12.2
注目の東西ホープ対決!
左:溜田と右:丸田のホープ対決!
前日本ユース・フェザー級王者で日本同級12位の溜田剛士(25=大橋)と元WBCユース・バンタム級王者で現日本スーパーバンタム級9位の丸田陽七太(21=森岡)が明日3日、後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル.66」のセミファイナル、フェザー級10回戦で激突する。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、溜田がリミットの57.1kgを100gアンダー、丸田は200gアンダーでクリアした。
仕上がりに自信!
16年10月にTKO負けを喫した阿部麗也(KG大和)戦以降、5連続KO勝ちと復調の溜田は、「調子はここ最近ないぐらいバッチリ。早めに減量をしてしっかり追い込めた」と万全の仕上がりに笑顔を見せると、「(丸田は)リーチがあって背も高いが関係ない。倒して勝ちたい」と闘志を燃やした。
試合を楽しみたい!
一方の丸田は、昨年10月に大竹秀典(金子)が保持していたOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座に挑戦し、判定負けで初黒星を喫して以来の後楽園ホール。この1年2ヵ月で海外遠征を2度経験し、心身ともに逞しく成長した。「これまでは試合に集中するあまり自分のボクシングを見失うこともあったが、今は試合を楽しむことに意識を置いている」と話し、「練習量も増やしてきたのでコンディションは良い。強い相手ですが楽しみながら勝ちたい」と自信を示した。
つまずきながらも這い上がってきた、馬力重視のファイター溜田とスピードと長身を活かした技巧派丸田の東西ランカー対決。どちらが来年のタイトル挑戦に弾みをつけるのか楽しみだ。
つまずきながらも這い上がってきた、馬力重視のファイター溜田とスピードと長身を活かした技巧派丸田の東西ランカー対決。どちらが来年のタイトル挑戦に弾みをつけるのか楽しみだ。