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[海外前日計量]2018.12.1

全勝対決!ワイルダーvsフューリー前日計量

ヘビー級大一番!
 世界へビー級戦線、大注目の一戦となる12月1日(日本時間12月2日)米国・ロサンゼルスのステイプルズ・センターで開催されるWBC(世界ボクシング評議会)ヘビー級タイトルマッチ、王者デオンタイ・ワイルダー(米国)vs元同級統一王者タイソン・フューリー(英国)。その前日計量が同会場・野外特設舞台で30日(日本時間12月1日)に行われ、両者が計測した体重に観衆の注目が集まった。

*明日、開催されるWBC世界ヘビー級タイトルマッチはWOWOWで「エキサイトマッチスペシャル ヘビー級全勝決戦! ワイルダーvsフューリー」として12月2日(日)午後0時から生中継される。
体重差20kg!ワイルダー96.3kg、フューリー116.3kg!
 ビッグマッチらしくメインの計量前には、歴代のヘビー級世界王者たちが登壇するなど華やかな雰囲気の中で行われたWBC世界ヘビー級タイトルマッチの前日計量。最初に登場した挑戦者フューリーは116.3kgを記録。続いて登場した王者ワイルダーは、トレードマークのマスクを着けたまま秤に臨み96.3kgを測定した。その体重差は約20kgとなった両者はこれまでの各行事では顔を合わせる度に小競り合い、乱闘寸前までの争いを見せていた。しかし、この日の計量後はフューリーが一方的に罵声を浴びせるも、ワイルダーは中央まで歩み寄らず、以例の離れた距離でのフェイスオフとなり明日の決戦を迎えることとなった。
前座試合の計量結果
 当日、米国プレミアム・ケーブル局SHOWTIMEによるPPV放送に組み込まれるアンダーカードの計量もメインの前に行われた。セミのWBA(世界ボクシング協会)&IBF(国際ボクシング連盟)Sウェルター級タイトルマッチは、王者ジャレット・ハード(米国)がリミットの69.8kgを、600gアンダーの69.2kgでクリア。挑戦者ジェイソン・ウェルボーン(英国)は700gアンダーの69.1kgでパスした。さらに元WBA世界同級暫定王者ルイス・オルティス(キューバ)は109.3kg、ラビス・カウフマン(米国)は103.8kgを計測。リオ五輪Sヘビー級銀メダリストのジョー・ジョイス(英国)はこの日、最も重い118.8kg、ジョー・ハンクス(米国)は112.2kgで秤を降りた。明日は2試合ともヘビー級10回戦で行われる。