[試合後談話]2018.12.1
ダイレクトリマッチの結末は?!
左:三好と右:藤原の5ヵ月ぶりの再戦
OPBF東洋太平洋女子フェザー級王者の藤原芽子(真正)が1日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催された「REAL SPIRITS.60」に出場。前OPBF女子同級王者の三好喜美佳(川崎新田)を迎えて初防衛戦を行った。5ヶ月ぶりとなる再戦、勝利の女神が微笑んだのは――。
藤原がベルトを死守!
7月以来の再戦は、リベンジを期す三好が力強いジャブからワンツーを好打、返しのパンチにも冷静に反応した。藤原も距離を詰めて左右フックで襲いかかるが、三好は真っ向から応戦。ボディに的を絞ると、出入りを意識したボクシングでワンツーをヒットした。しかし、藤原は被弾しながらも左フックを振り抜き、4回終了時の公開採点は39-37×2、38-38×1でリード。5回以降は激しい打撃戦となったが、藤原が8回に三好の顔を左フックで顔をのけぞらせ攻勢を印象づけた。三好も懸命に打ち返したが時間切れとなり、藤原が僅差判定で初防衛に成功した。
安堵の表情を浮かべた藤原
激闘を制しベルトを守った藤原は、「(三好選手は)メチャクチャ強かったです。今日は本当に前に出てゴリゴリに攻めていきました」と試合を振り返り、「でも、本当にまだまだですね、練習頑張ります!」と、チャンピオンとしての力不足を感じながらも前を向いた。
よくやったと山下会長
また、真正ジムの山下正人会長は「頑張ってベルトを守った感じやな。まあ、来年世界を狙えるようにします」と労いの言葉を掛けた。
三好はリベンジならず
一方、惜しくも王座に返り咲くことが叶わなかった三好は、「サイドサイドに動いて行く予定でしたが、練習通りのことができませんでした。私が悪かった」と反省の弁が口をついた。
採点表