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[調印式・前日計量]2018.11.30

女子ベテラン対決!

江畑佳代子と多田悦子
 WBO世界女子ミニマム級タイトルマッチに出場する王者の江畑佳代子(ワタナベ)と、挑戦者の多田悦子(真正)が30日、大阪市内のエディオンアリーナ大阪特設会場で調印式と前日計量に臨んだ。女子ボクシング界ではベテランの両者、会見で体調の良さをアピールし明日の熱戦を誓った。
 
渡辺均会長と江畑佳代子
  調印式を無事に終えた江畑は「相手が多田さんに決まり、同じくらいのキャリアの選手です。王者になった時はこれから若い選手とばかりやっていくものと思っていましたが、技術の高い、サウスポーの多田選手に対して練習していると、ますますボクシングが楽しくなってきました。この目の前にあるベルトは私の執念で獲ったベルトです。しっかり明日は守ります」と笑顔で語った。
    王者の江畑は赤色日本製8オンスのグローブを選択。
 
3本目の世界タイトルを狙う多田悦子
    続いて、挑戦者の多田は「今、江畑さんからベルトの執念を聞いて、試合に対しての思いが伝わったので、こちらも明日はしっかりした試合をしてこの思いのこもったベルトを獲りに行きます」と気合の表情を見せた。「明日は大勢の方が見にきてくれる予定です。本当にありがたいことです。しっかりした試合を見せたい」と意気込んだ。
    挑戦者の多田は青色日本製8オンスのグローブを選択した。
 
両者300gアンダーで計量をパス
前日計量に移った両者は共に47.3kgの300gアンダーでパスした。
■WBO世界女子ミニマム級タイトルマッチ
検診結果
王者:江畑佳代子(ワタナベ)
体温:37.2℃
脈拍:63/min
血圧:132/86mm/Hg

挑戦者:多田悦子(真正)
体温:36.8℃
脈拍:65/min
血圧:136/86mm/Hg
WBOオフィシャル陣
■WBOオフィシャル陣
レフェリー:ダノックス・タップダサン(比)
ジャッジ: 飯田徹也(日本)
ジャッジ: 原田武夫(日本)
ジャッジ: 村瀬正一(日本)
立会人:レオン・パノンシーニョ(米)

 
最後はがっちり握手