[試合後談話]2018.11.28
塙英理加が4度目のタイトル挑戦
塙が初回からペースを握った
OPBF東洋太平洋女子ミニマム級王座決定戦が28日、後楽園ホールで開催された「DANGAN218 第5回日中親善試合」の第3試合で行われ、同級7位の塙英理加(UNITED)と同級8位ジュジース・ナガワ(比)が王座を争った。 試合はベルト奪取に闘志を燃やす塙が右フックから先制攻撃を仕掛けた。
塙が新チャンピオン
塙が頭を振りながらプレスをかけて左右フックをヒット。3回には左フックから連打を繰り出した。塙はナガワの返しのパンチを浴びて顔を弾かれながらも、構わず前に出ては手数で押し込む展開に持ち込むと4回にはボディにパンチを集め一方的に攻め、ラウンド終了後にナガワがギブアップした。
ジム初の王者誕生
念願のタイトル獲得に成功した塙は、「やっと獲ることができました。ありがとうございます」と安堵の表情を浮かべた。「初回から積極的に攻めていく作戦だった。3ラウンドから力強いジャブを当てることができてペースを掴むことができた。勝てて本当にうれしい」と勝利の味を噛みしめた。ベルトを腰に巻き笑顔を見せた塙は、「良い形で勝つことができたので、これからさらに上を目指していきたい」と2度目の世界挑戦に意欲を示した。
ジュジース・ナガワ(比)
一方、完敗したナガワは、「彼女はアグレッシブで強かった。チャンピオンになるのに相応しい選手。いずれ世界王者になると思う」と塙の力を認めた。
採点表