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[公開練習]2018.11.16

多田悦子「自分のボクシングをする」

ホームで世界王座返り咲きを狙う多田
 元WBA(世界ボクシング協会)、IBF(国際ボクシング連盟)ミニフライ級王者の多田悦子(37)が16日、所属する神戸市内の真正ジムで練習を公開した。多田は12月1日(土)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立第2競技場)で約2年ぶりの世界王座返り咲きを目指し、WBO(世界ボクシング機構)女子ミニフライ級王者の江畑佳代子(42=ワタナベ)に挑む。
すでに体重もリミットまで来ている
 練習前の会見で「昨日も体重はリミットまで来ているので、昼はうな重を食べ、夜は焼肉食べたので調子は良いですね!」と、試合2週間前にして万全の仕上がりをアピールした多田は、「今回は江畑さんがどうこうではなく、自分のボクシングをしたいと思う。どんな感じで来ても対応できるようにします」と決意表明した。
精力的に10ラウンドを消化
 練習はディフェンスの確認から、ミット、バック打ちなどで10ラウンドを消化。サウスポースタイルからキレのある左右を次々と打ち込んでいた。
あとはこの状態を維持するだけ
 当日は江畑と多田の世界戦に加え、OPBF東洋太平洋女子アトム級9位の佐伯霞(真正)のWBOアジアパシフィック女子ミニフライ級王座決定戦、OPBF・日本女子フェザー級王者の藤原芽子(真正)が三好喜美佳(川崎新田)を迎えてのOPBF初防衛戦、OPBFアトム級4位の慶美奈代(真正)がプロ2戦目の松田恵里(TEAM10COUNT)と空位のOPBF女子アトム級王座決定戦と、関西初の女子イベントとなる。ジムの後輩たちが一堂に揃うホームのリングで、多田が主役の座を飾れるのか注目したい。