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[記者会見]2018.11.16

チャオズ箕輪が世界王座奪取に自信のコメント

チャオズが敵地で2度目の世界戦
 OPBF東洋太平洋女子フライ級王者のチャオズ箕輪(ワタナベ)が17日(日本時間18日)、メキシコ・プエブラ州プエブラでWBC(世界ボクシング評議会)女子フライ級王者のイベス・サモラ・シモラ(メキシコ)に挑戦する。その記者会見が日本時間16日に現地で行われた。
サモラは二人の日本人世界王者を破った強豪
 3階級制覇王者のサモラは、WBCライトフライ級時代に二人の日本人世界王者を破った強豪。13年3月に後楽園ホールで柴田直子(ワールドスポーツ※引退)を判定で破り空位の王座を獲得すると、16年3月にはホームで安藤麻里(フュチュール※引退)を退け6度目の防衛に成功した。その後、昨年4月に行われた9度目の防衛には失敗したが、階級を上げ今年5月に現王座を獲得。今回が初防衛戦となる。戦績は35戦29勝(12KO)6敗。
敵地での戴冠を目指す!
 この強豪に挑むアマチュア出身の箕輪は、今年5月に空位のWBOライトフライ級王座を天海ツナミ(山木)と争ったが、8回終了TKO負け。デビューからの連勝記録も5でストップし、プロの壁を痛感した。それでも6月にタイで1回KO勝ちで再起し、早くも2度目のチャンスを掴んだ。
 会見でマイクを握った箕輪は、「相手は思っていたより小さい」と強気に王者の印象を語ると、「メキシコは酸素が薄いと聞いていたけど、いつも通りのコンディション調整ができた。あとは頑張るだけ」と意気込んだ。厳しい戦いは予想されるが、敵地での戴冠に期待したい!