ボクシングモバイルニュース
[海外ニュース]2018.11.10

12.8 HBOのラストはロマゴン!

ゴンザレスvsゲバラ
 年内でボクシング中継から撤退が決定している米国プレミアム・ケーブル局HBO。その最後となる放映を元世界4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)がメインを務めることになった。12月8日(日本時間9日)米国・カリフォルニア州のスタブハブ・センターでWBC(世界ボクシング評議会)Sフライ級5位のペドロ・ゲバラ(メキシコ)とSフライ級10回戦で対戦する。
45年の歴史に幕を閉じるHBO
 今年9月にモイセス・フエンテス(メキシコ)を相手に、右フック一発の5回TKO勝利で復帰を果たしたゴンサレス。5階級制覇を目指し約3ヶ月で復帰2戦目を行うことになった。一方のゲバラは、昨年10月にWBC世界Lフライ級王者の拳四朗(BMB)に挑戦するも判定負け。王座奪還はならなかったが、その後2連勝でロマゴンとの対戦に結びつけた。45年の歴史に幕を閉じるHBOのラストを飾るのに相応しい試合となるか、ロマゴンの復帰第2戦目に注目だ
女子4団体制覇王者のブレーカス
 セミでは世界女子ウェルター級4団体制覇王者のセシリア・ブレーカス(ノルウェー)が4団体のベルトをかけ、アレクサンドラ・マグドジク・ロペス(米国)の挑戦を受ける。今年5月5日にゲンナジー・ゴロフキン(ウクライナ)vsバネス・マーティロスヤン(米国)の前座で、HBOボクシング史上初となる女子選手の試合が放送されたブレーカス。現在、WBC王座が23度、WBA(世界ボクシング協会)王座が21度、WBO(世界ボクシング機構)王座が20度、そしてIBF(国際ボクシング連盟)王座が8度とそれぞれ防衛に成功している。