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[予備検診]2018.11.7

亀田和毅が胸囲で13.5㎝上回る!

亀田とメディナが初対面
 WBC(世界ボクシング評議会)Sバンタム級暫定王座決定戦の予備検診が7日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、同級1位のアビゲイル・メディナ(30=ドミニカ共和国/スペイン)と同級2位の亀田和毅(27=協栄)が会場に姿を現した。初対面の両者は、握手を交わしたが亀田は報道陣のフェイスオフの要請をやんわり断った。
 試合は12日(月)に後楽園ホールで開催される「TFC.東京ファイトクラブ」のメインイベントにセットされており、当日午後5時からインターネットテレビ局のAbemaTVで「独占生中継!亀田家大復活の日!」として無料生配信される。
過去最高に仕上がった
 亀田は5年前に大阪で行われたイマヌエル・ナイジャラ(ナミビア)戦と比べてリーチが7㎝伸び、さらに胸囲はメディナより13.5㎝上回る95.0㎝の数値を出した。亀田は「昔からリーチは変わらないと言われているがあまり感じない。数字はあまり参考にならない。最近は、フィジカルトレーニングを取り入れて、体のブレがなくなりバランスが崩れなくなった。パンチをもらっても下半身がしっかりしているので耐えられる」と2階級制覇に向けて余裕を見せた。
プレッシャーはない
 試合2ヶ月前からシルセ夫人が3食調理し体重管理のケアにも万全のようだ。メディナの印象は特にないと話すと、「いろいろな作戦がある。チームを信じて戦うだけ」。亀田は、結束したチーム力で3兄弟複数階級制覇に挑む!
ハンマーパンチでKOする
 検診時は鋭い眼光を放っていたメディナだが、報道陣の取材には時折笑みを浮かべながら応じた。亀田の印象は特にないと話すと、「トレーニングは終わっているのであとは体重調整だけ。作戦はトレーナーに任せている」と静かに闘志を燃やした。メキシコ人選手と合計112ラウンドの実戦練習を重ね仕上がりに自信を示した。土曜日には妻と4歳の双子も来日。ベルト奪取に闘志を燃やした。
検診結果
WBC世界Sバンタム級暫定王座決定戦
同級1位:アビゲイル・メディナ(ドミニカ共和国/スペイン)
身長:169.5cm
頸周:38.5cm
胸囲:81.5cm
リーチ:174.5cm
血圧:157/92mm/Hg
脈拍:53/min
体温:36.3℃

同級2位:亀田和毅(協栄)
身長:171.0cm
頸周:39.0cm
胸囲:95.0cm
リーチ:170.0cm
血圧:132/96mm/Hg
脈拍:49/min
体温:36.6℃