[来日会見]2018.11.6

亀田和毅のことはよく知らない

初来日のメディナ

　元WBO世界バンタム級王者の亀田和毅(協栄)とWBC世界Sバンタム級暫定王座を争う同級1位のアビゲイル・メディナ(ドミニカ共和国/スペイン)が6日に来日した。
　試合は11月12日(月)、後楽園ホールで開催される「TFC.3ファイトクラブ」のメインイベントで行われ、午後5時からインターネットテレビ局のAbemaTVで「独占生中継!亀田家大復活の日!」として無料生配信される。

初の世界戦を前に9週間の合宿を敢行したメディナ陣営

　戦績24戦19勝(10KO)3敗2分のメディナは、右のオーバーハンドと決定力のある連打を武器に、2013年12月のジェイミー・マクドネル(英)戦以降は10連勝をマーク。現在まで欧州Sバンタム級王座を4度防衛中で、今回初めてヨーロッパ以外での試合となる。
　羽田空港に到着したメディナは、バルセロナから東京まで18時間のフライトに疲れた様子も見せたが、「日本には世界チャンピオンになるために来た」と気を吐き、出迎えた報道陣と笑顔で握手を交わした。

亀田の映像も見たことがない

　また、この試合に向け地元バルセロナ近郊で9週間のキャンプを張ったメディナは、「亀田のことはメキシコでも活躍し、3兄弟ということぐらいしか知らない。試合も見たことはないが、トレーナーが映像を見ているので自分は言われたことをやるだけ。減量も順調だよ」と落ち着いた様子で話し、いつものファイタースタイルでKOを狙うかの問いに「倒しに行く!」と答えた。