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[発表会見]2018.10.31

真正ジムが12月に女子4大タイトル戦

女子4大タイトルマッチを発表
 世界2団体制覇王者で元WBOアジアパシフィック・ミニフライ級王者の多田悦子(真正)と、東洋太平洋女子フェザー級、日本同級王者の藤原芽子(真正)、東洋太平洋女子アトム級4位の慶美奈代(真正)、そして真正ジムが期待をかける日本女子ミニフライ級3位の佐伯霞(真正)の4選手が31日、神戸市内の真正ジム事務所で次戦の発表会見を開いた。試合は12月1日(土)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)開催の「REAL SPIRITS.60」で行われ、関西では初の女子のみのイベントとなる。
 
山下正人会長
 会見の冒頭、山下正人会長は「12月1日にエディオンアリーナ大阪で2部のイベントをすることになりました。1部で女子だけのイベントをします。見ていてわかりやすいイベントをして、お客さんに楽しんでもらったらと思っています。多田はWBO女子世界ミニフライ級チャンピオンの江畑佳代子(ワタナベ)選手に挑戦します。セミでは佐伯が、多田が持っていたWBOアジアタイトルの返上に伴いタイ人選手と決定戦で初のタイトルを狙います。続いて、東洋太平洋と日本のフェザー級王者の藤原は東洋太平洋タイトルの防衛戦として、三好喜美佳(川崎新田)選手と再戦します。さらに、東洋太平洋アトム級4位の慶が、秋田屋まさえ(ワイルドビート)選手が返上した東洋太平洋アトム級王座決定戦で松田恵里(TEAM10COUNT)選手と戦います」と詳細を発表した。
 
多田悦子(真正)
 続いて、多田は「1年待って世界戦を会長に決めていただきました。江畑選手が足を使おうが、打ち合いになろうがオールマイティに勝ちたいと思います。そして真正ジムに世界のベルトを持ち帰りたいと思っています」と拳を握った。勝利を手にすると3本目の世界タイトルとなるが「全団体制覇を目指しています」と高い目標を掲げた。
 
藤原芽子(真正)
 三好との再戦が決まった藤原は「自分としては調子良く練習できています。三好選手はキャリアもテクニックも上の選手だと今でも思っていますが、自分のボクシングができたら良いなと思っています。応援よろしくお願いします」と意気込んだ。
 
慶美奈代(真正)
 また、初のタイトル挑戦が決まった慶は「今、多田さんとスパーリングをさせてもらっています。レベルの高い練習でついていくのが精一杯ですが、これから徐々に調子を上げていけたら良いなと思っています。相手の松田選手はアマチュア出身で、技術面ではレベルが高いと思います。気持ちでは負けないように思っています」。
佐伯霞(真正)
 最後にプロ3戦目で初のタイトルマッチとなる佐伯は「プロになってボクシングしていて一番楽しくできているので、調子は良いです。対戦相手のことはちょっと情報がないのですが、自分のボクシングをして勝ちたいです」と落ち着いた様子で語った。