[海外ニュース]2018.10.26
今週の海外注目試合
IBFミドル級王座決定戦、WBSS・Sライト級戦も!
今週の海外注目試合も先週に続き米国で行われる。10月27日(日本時間28日)ニューヨーク州マンハッタンのマディソン・スクエア・ガーデン・シアターで開催されるIBF(国際ボクシング連盟)ミドル級王座決定戦、元世界王者でIBF同級3位のダニエル・ジェイコブス(米国)vsIBF同級1位セルゲイ・デレイビャンチェンコ(ロシア)の同門対決。さらにルイジアナ州ニューオリンズのレイクフロント・アリーナでのWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)Sライト級トーナメント準々決勝、WBC(世界ボクシング評議会)同級ダイヤモンド王者のレギス・プログレイス(米国)と、元WBO(世界ボクシング機構)ライト級王者のテリー・フラナガン(英国)による世界戦(WBSSはダイヤモンド王座防衛戦、WBCは暫定戦とアナウンス)。そしてIBF世界Sライト級王座決定戦はIBF同級2位のイバン・バランチク(ロシア)と、IBF同級3位のアンソニー・イギット(スウェーデン)が争う。
ジェイコブスvsデレイビャンチェンコ
前世界ミドル級統一王者のゲンナジーGGG"ゴロフキン(カザフスタン)が返上したことで決まったIBF王座決定戦はジェイコブスの地元であるニューヨークで行われる。当初、ジェイコブスとデレイビャンチェンコの決定戦は彼らのトレーナーが同じアンドレ・ロジェール氏だったために成立しないだろうと言われていた。
しかし、ロジェール氏は交渉が進む中で、幼少期からコンビを組むジェイコブスに就くことを選択した。ジェイコブスは、今年4月にWBA(世界ボクシング協会)世界ミドル級スーパー王座指名挑戦者決定として行われた、マシエイ・スレッキ(米国)戦で3-0の判定勝勝ち。対するデレイビャンチェンコはここまで12戦全勝(10KO)で世界戦初挑戦を迎える。
しかし、ロジェール氏は交渉が進む中で、幼少期からコンビを組むジェイコブスに就くことを選択した。ジェイコブスは、今年4月にWBA(世界ボクシング協会)世界ミドル級スーパー王座指名挑戦者決定として行われた、マシエイ・スレッキ(米国)戦で3-0の判定勝勝ち。対するデレイビャンチェンコはここまで12戦全勝(10KO)で世界戦初挑戦を迎える。
プログレイスvsフラナガン
WBSSのSライト級トーナント準々決勝として行われる、WBC同級ダイヤモンド王者のプログレイス対元世界王者のフラナガンの世界戦。主催となるWBSSはプログレイスのダイヤモンド王座防衛戦として、WBCは暫定王座防衛戦としてこの一戦をアナウンス。強烈な左ストレートを武器とするプログレイスと、プレッシャーから旺盛な手数を誇るフラナガンは激しい打撃戦をみせるだろう。米国人王者の地元ニューオリンズに、海外で初の試合となる元世界王者の英国人が挑む。
バランチクvsイギット
WBC・IBFライト級王者のミゲール・ガルシア(米国)が返上したIBF世界Sライト級王座決定戦。WBSS準々決勝でもあるバランチクvsイギットは両者ともに世界初挑戦となる無敗対決。バランチクは、アマキャリア150戦を持つスラッガータイプのファイター。対するイギットは元ロンドン五輪のスウェーデン代表のサウスポーのテクニシャン。両雄は世界初栄冠とWBSS準決勝をかけて、セミの舞台でニューオリンズで対決する。