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[試合後談話]2018.10.13

川島翔平が決死の打ち合い

川島がジャブを突き刺す
 日本スーパーバンタム級15位の川島翔平(真正)が13日、兵庫県・神戸サンボーホールで開催された「REAL SPRITS.59」のメインイベントでロニー・カンポス(比)を迎えて56.7kg契約8回戦で拳を交えた。ランキング上位進出を狙う川島は得意のジャブをヒットし先手を奪った。
川島が2連勝
 初回はカンポスの猛攻に膝を揺らした川島だったが、2回からは冷静さを取り戻しジャブで組み立て直すと、5回に狙いすました右のオーバーハンドを決めてキャンバスに沈めた。
21戦17勝(4KO)2敗2分
 試合後、控室に戻ってきた川島は、「全然ダメでした」とまずは苦笑い。試合の感想を求められると「最後のパンチは会長の声が聞こえたのでその通り打ったら当たりました」とコメント。2014年全日本新人王に輝いている川島はタイトル戦を熱望。「タイトルに絡みたいので、来年はチャンスが欲しいです」と親指を立てた。
来年は勝負の年にしたいと山下会長
 会見に同席した山下正人会長は「まあ、勝てて良かったな。最後は練習していたパンチで仕留めてくれたしな。来年はもう1試合くらい挟んでタイトルに絡めるようにしたいな」と愛弟子の勝利に目を細めた。