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[WBCランキング]2018.10.9

前王者の復活目立つ最新ランキング

左から木村、井岡、岩佐、大竹
 WBC(世界ボクシング評議会)の最新ランキングが9日までに発表され、日本人選手は前王者の復活が目立った。フライ級は、先月24日のV3戦で2階級制覇王者の田中恒成(畑中)に敗れた前WBO王者の木村翔(青木)が同級7位に。Sフライ級は米国で復帰しシルバー王者のマックウィリアムス・アローヨ(プエルトリコ)に判定勝ちした元3階級制覇王者の井岡一翔(米)が3位でランクされた。また、Sバンタム級は前IBF王者の岩佐亮佑(セレス)が12位に、17位にはWBOで世界挑戦に失敗した前OPBF東洋太平洋王者の大竹秀典(金子)が入った。
次期挑戦権を手にした井上(右)
 ほか、前回Sフライ級13位の石田匠(井岡)と14位の八重樫東(大橋)がそれぞれ17位、18位にダウン。現在空位のバンタム級はマーク・ジョン・ヤップ(六島)とのWBC挑戦者決定戦を制した井上拓真(大橋)が10位から4位に上げ、敗れたヤップは3位から11位に落ちた。同じくバンタム級では、今月6日の復帰戦で空位のシルバー王座を獲得した前王者ルイス・ネリ(メキシコ)が5位にランクされたが、今回の更新でシルバー王座の反映はなかった。
秋山から2冠を奪った細川(左)
 最後にミドル級は、先月15日のタイトル戦でWBA・WBC統一王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)に判定勝ちしたサウル・アルバレス(メキシコ)が王座に就き、ゴロフキンは1位にランク。圏外では秋山泰幸(ワタナベ)からOPBF&WBOアジアパシフィック王座を奪取した細川チャーリー忍(金子)が25位に入った。