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[試合後談話]2018.10.1

吉田実代が東洋太平洋王座初防衛戦

地元鹿児島で凱旋試合
 OPBF東洋太平洋女子バンタム級王者の吉田実代(EBISU K'sBOX)が9月30日(日)に鹿児島アリーナで開催された「KAGOSHIMA SOUL BOX.8」のセミファイナルに出場。OPBF同級7位のファルナック・コンサング(タイ)を迎えて初防衛戦に臨んだ。吉田は8月20日に王座決定戦で日本王座に続き2本目のベルトを獲得。わずか40日でリングに上がった吉田は、序盤から積極的な攻撃を見せた。
初防衛に成功
 台風24号の影響で、約2時間遅れで始まった試合。吉田は序盤からジャブで先制すると踏み込んで右アッパーを決めた。対して、長身のファルナックは左フック、右アッパーで対抗するが連打は続かず。4ラウンド終了時点の途中採点は3者ともに吉田を支持した。後半も積極的に打ち合った両者だが、決定打は生まれず。吉田が最大5ポイント差をつけてOPBF王座初防衛に成功した。
また練習頑張って強くなります
 試合後、吉田は「良いパンチを当てていても粘る選手だったのでやりにくかったです。まだまだやらないといけないことはあるなと感じました。また練習を頑張って次のベルトを巻きたいと思います」と前を向いた。
 
加山利治会長
 加山利治会長は「まあ、今日は粘る相手だったので、良い経験になったんじゃないですかね。まだ、格闘技の癖が抜けていませんが成長は感じました。今後は日本王座の防衛を考えつつ、世界のベルトも狙っていきたいと思います」と世界タイトルへの意欲を見せた。
採点表