[試合後談話]2018.9.30
矢吹正道が無敗の世界ランカーにアタック!
矢吹のチャレンジマッチ
OPBF東洋太平洋Lフライ級15位の矢吹正道(緑)が29日に後楽園ホールで開催された「DANGAN216」に出場。50.0kg契約8回戦でWBA世界同級9位、WBO世界同級15位のダニエル・マテヨン(キューバ)と対戦した。矢吹はアマチュア380戦のキャリアを持つマテヨンから世界ランクを奪うことができたのか?
マテヨンが勝利した
序盤からマテヨンがプレスをかけて右フック、左ボディをヒット。洗練されたテクニックを見せるが、矢吹も足を使いながら右を合わせた。中盤、矢吹は失速したマテヨンを攻めてポイントを挽回したが、終盤に息を吹き返したマテヨンが右を決めてジャッジに攻勢をアピールした。
また日本で試合がしたい
プロデビューからの無敗記録を更新したマテヨンは「相手はパンチが強くて良い選手だったが、テクニックが何もない。もっと勉強しないといけない」と矢吹にとって厳しいコメント。再来日を希望したマテヨンは「チームメートのペドロサ(ヒルベルト・ペドロサ)がやられているので拳四朗(BMB)に挑戦したい」とWBC王者へ宣戦布告した。
ガードが固かった
一方、世界ランク獲りに失敗した矢吹は「相手の頭が低くてパンチを当てずらかった。向こうも自分のパンチに合わせてきていたので単発になってしまった。こういう選手に負けているようではダメ」と気を落とした。