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[海外試合結果]2018.9.29

WBSS・Sミドル級決勝! in サウジアラビア、ジッダ

WBAスーパー王者グローブスvsWBCダイヤモンド王者スミス
 28日(日本時間29日)サウジアラビア・ジッダのキング・アブドゥラ・スポーツ・シティで開催された「WBSS(ワールドボクシング・スーパー シリーズ)シーズン2」Sミドル級の決勝戦。WBA(世界ボクシング協会)Sミドル級スーパー王者のジョージ・グローブス(英国)とWBC(世界ボクシング評議会)同級ダイヤモンド王者のカラム・スミス(英国)の両王者が世界王座統一戦として対決した。
 
スミスの強打が試合を決める!
 初回は上下にパンチを散らすグローブスに、プレッシャーをかけるスミスの構図から始まった。3回にはスミスが右を決めてグローブスにパンチを効かせる場面を演出。その後もWBC王者がにじり寄り右を打ち込めば、WBA王者は足を使い巧みにパンチを当てていった。そんな中、7回にスミスの左フックが顔面を打ち抜き、効かされたグローブスはロープまで後退。このチャンスにスミスは連打を浴びせダウンを奪うと、グローブスは立ち上がることができずカウントアウト。7回2分4秒でスミスがWBSS優勝を飾るとともに統一王者となった。スミスは無敗のままモハメド・アリ・トロフィーと賞金1000万ドル(約10億6千万円)、そして統一王座を獲得。英国ボクシング界で有名なスミス4兄弟の末っ子でもあるカルムの戦績は25戦全勝(18KO)。タイトルを失ったグローブスは32戦28勝(20KO)4敗となった。