ボクシングモバイルニュース
[試合後談話]2018.9.11

日本ユースSライト級王座戦は一撃KO決着!

ハードパンチャー対決
 日本ユースSライト級王者の平岡アンディ(大橋)が11日に後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル」のセミファイナルに出場。挑戦者の吉開右京(島袋)を迎えて初防衛戦に臨んだ。昨年8月以来の再戦(平岡の3回TKO勝ち)は挑戦者の吉開が先制攻撃を仕掛けると、平岡は左カウンターを狙った。
平岡がキャンバスに沈めた
 平岡が距離を作り左ストレートを好打。ペースを取られた吉開も3回にプレスをかけ右ボディで反撃。さらに攻め込んだが、ここで平岡のショート右フックが炸裂し痛烈なダウンを喫した。立ち上がれない吉開を見てレフェリーはノーカウントで試合をストップした。
次のチャンスを待ちたい
 初防衛に成功した平岡は「ダウンを奪ったショートレンジの右フックは、これまでの試合で出したことがないパンチ。KOすることができて良かった」と豪快KOに納得の表情。続けて「相手は必ず強い気持ちでリベンジにくると思っていたので、試合が決まってから今まで以上に強い気持ちでトレーニングした」。「最初から前に出てくるのはわかっていたので、ジャブでコントロールしてチャンスを作った」と手応えを掴んでいた。
全部が練習不足だった
 一方、リベンジに失敗した吉開は「 最後にもらった右フックは見えなかった。もらった瞬間は覚えていない。ボディで相手が表情をゆがめたので効いているのはわかっていたが、そこで攻め急いでしまった。悔しい」と唇を噛んだ。