[試合後会見]2018.9.9
筑豊のリングは初回から大激闘!
激しい打ち合い!
元日本ランカーの小澤有毅(筑豊)が9日(日)、地元福岡県・筑豊で開催された「チャンピオンズロードVol.3」で菅能克彦(宇部)を迎えメインイベントのリングに上がった。互いに再起をかけた試合は、初回から一歩も引かない打ち合いとなった。
小澤の強打が試合を決めた
初回から距離が噛み合っての打ち合いとなり、菅能が右フックから攻めれば小澤も左右のボディを返し一進一退の攻防。しかし、中盤からフィジカルでプレッシャーをかけた小澤が最後までペースを緩めず、打ち合いで勝り最後はレフェリーストップへと持ち込んだ。
今はボクシングが楽しいと小澤
同門の小野晃輝(筑豊)のタイトルマッチを見て刺激を受けカムバックを決意した小澤は、「ボクシングが楽しいです」と試合への充実感を語ると、「菅能選手は変則でやりづらかったが、中盤からボディに手応えを感じて、最後はコンビネーションをまとめてレフェリーストップまで持ち込めた」と冷静に振り返った。続けて、「自分が上の代となって後輩たちに見せていくボクシングをしたいと思った。筑豊にベルトを持っていきたい」と今後の試合への意識も覗かせた。
小澤選手は冷静だったと菅能
一方、負けず劣らずの打ち合いで会場を沸かせたものの敗れた菅能は、「とにかくやりにくかった。強いパンチを当てても止められなかった。顔面へのパンチは大丈夫だったが、ボディへのパンチが効いてしまった」とコメント。反省の弁が出た菅能だが「ここ西部から這い上がるので、皆さん注目していてください!」と次戦への決意を新たにした。