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[ニュース]2018.9.3

元WBCユース王者の斉藤司が移籍

斉藤は15年12月を最後に試合から遠ざかっていた
 元WBCユース世界ライト級王者の斉藤司(28)が千葉・三谷大和ジムを離れ、今月1日付で都内の一力ジムに移籍した。07年デビューの斉藤は翌年の全日本フェザー級新人王に輝き大会MVPを獲得すると、10年のA級トーナメントでも優勝。12年8月に空位のWBCユース王座に就き、その将来性は高く評価されていた。しかし、14年7月の日本ライト級王座挑戦で当時のチャンピオン加藤善孝(角海老宝石)に8回TKO負けすると、翌年3月に再起するもこの年12月の試合を最後にリングから遠ざかってしまった。
元世界ユース王者の復活も近い!
 移籍するにあたり、これまで古巣の三谷大和ジムとの協議が難航していたが、このたび晴れて移籍が認められ、一力ジムの一員として再出発することになった。復帰戦はまだ未定だが、同門となった世界ランカーの近藤明広、元日本ランカーの野口将志とスパーリングを行い、その準備を着々と進めている。