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[キャンプ情報]2018.9.3

木村翔、タイ合宿で12ラウンドのスパー!

ロードワークに向かう木村と黒田
 現在タイで合宿を行っているWBO(世界ボクシング機構)フライ級王者の木村翔(青木)が近況を報告。1日は12ラウンドのスパーリングを消化し、2日の日曜日は同行している日本同級王者の黒田雅之(川崎新田)とともにバンコク市内でマッサージを受け、リカバリーを図ったとのこと。木村は9月24日(月・祝)、愛知・武田テバオーシャンアリーナで世界2階級制覇王者の田中恒成(23=畑中)の迎え、3度目の防衛戦を行う。
2日はマッサージでリラックス
 木村は26日から9日まで、約2週間の予定でタイ・バンコク市外にある13コインズジムで強化合宿を敢行。1ラウンド4分の設定で行われるスパーリングは、黒田のほか、同ジム所属の元世界ランカーのペッチバンボーン・ゴーキャットジムらが相手を務め、徹底したスタミナ強化を図っている。
左から黒田、ペッチバンボーン、木村
 木村にとっては世界挑戦、初防衛戦前にも行った恒例のタイ合宿だが、初参加の黒田は過酷な環境での練習に悲鳴。「ぼろ雑巾のようになった」とブログで表現しているが、「色々と考えたり発見があるので気持ちはさわやか」と前向きだ。ここでの追い込みが木村のV3防衛に繋がるのはもちろん、WBA1位を筆頭に主要4団体で上位にランクされる黒田にとっても、来たるべき世界戦に向け大きな糧となるはずだ。