[ニュース]2018.8.25
日本人同士による統一戦が実現!
末吉と三代が国内最強を懸け激突!
日本Sフェザー級王者の末吉大(27=帝拳)とOPBF東洋太平洋同級王者の三代大訓(23=ミシロヒロノリ/ワタナベ)の日本人同士による王座統一12回戦が決定した。試合は10月6日(土)のダイナミックグローブ(後楽園ホール)で行われる。国内最強を証明し、世界をアピールするのはどちらか!?
今年5月の東上戦
末吉は昨年10月に行われた決定戦を制し、同門の尾川堅一が返上した日本王座を獲得。今年2月に指名挑戦者の大里拳(大鵬)を、5月には1位の東上剛司(ドリーム)を退け2度の防衛に成功した。現在WBO(世界ボクシング機構)で7位に付ける末吉は、この統一戦を踏み台にキャリア唯一の黒星をつけたWBO王者・伊藤雅雪(伴流)へのリベンジを狙うのか――。
三代は初挑戦で戴冠
一方、6月にキャリア6戦目でカルロ・マガレ(比)からOPBF王座を奪取した三代は、初防衛戦がいきなり日本王者との統一戦となった。見事ジムの期待に応え、ジムの大先輩で元WBA世界同級王者の内山高志氏がかつて保持していたベルトを取り戻した三代だが、試合は長身を活かしきることができず紙一重の内容だった。キャリア不足を露呈したが、この点は陣営も認識。アマチュアで鳴らした三代のセンスとさらなる成長に期待し、強気のマッチメイクで勝負に打って出た!