[前日計量]2018.8.19
吉田実代「勝つのは最低条件」
吉田がフィリピンファイターと王座を争う
日本女子バンタム級王者の吉田実代(30=EBISU K's BOX)が明日20日に後楽園ホールで開催される女子イベント「Victoriva Vol.2」のメインで、グレテル・デパス(比)とOPBF東洋太平洋女子バンタム級王座決定8回戦に出場する。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、吉田がリミットの53.5kgを200gアンダーの53.2kgで、デパスは800gアンダーの52.7kgで一発パスした。
レベルアップした姿を見せたい
吉田は昨年10月に高野人母美(協栄)との決定戦を制し、日本初代王座を獲得。3月には指名挑戦者のカイ・ジョンソン(竹原&畑山)を大差判定で下し初防衛に成功した。今回、2本目のベルト獲得を目指す吉田は、「スパーリングを含め良い練習ができた」と万全の調整をアピールし、「勝つのは最低条件。内容良くレベルアップした姿を見せたい」と戴冠を誓った。
とても興奮しているとデパス
一方、吉田と王座を争う元フィリピン同級王者のデパスは戦績8戦5勝(2KO)3敗の25歳。初来日の今回、「日本に来られてエキサイティングしている」と笑顔を見せると、「吉田はグッドファイターだが、私に運があれば倒せると思う。良い試合をしたい」と意気込んだ。