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[ニュース]2018.7.31

今週の海外注目試合

コバレフvsアルバレス、デイブvsファーマー
 今週の注目試合は二つ。まずは8月3日にオーストラリア・シドニーで行われるIBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級王座決定戦。尾川堅一(30=帝拳)のドーピング違反で剥奪され空位となっていた王座を、同級3位のビリー・デイブ(32=オーストラリア)と同級4位のテビン・ファーマー(28=米国)が争う。そして8月4日(日本時間5日)米国・アトランティックシティではWBO(世界ボクシング機構)世界ライトヘビー級王者のセルゲイ・コバレフ(35=ロシア)が同級8位で元オリンピアンのエレイデル・アルバレス(34=コロンビア)を迎えて2度目の防衛戦が行われる。
IBF世界Sフェザー級王座決定戦 デイブvsファーマー
 元IBFフェザー級王者のデイブは、三浦隆司氏(帝拳→引退)が当時保持していたWBC(世界ボクシング評議会)スーパーフェザー級王座に挑戦して以来、2度目の2階級制覇挑戦となる。現在は同国の元3階級制王者のジェフ・フェネックに指導を仰ぎ必勝を期している。一方、ファーマーは昨年12月の同王座決定戦で尾川に僅差の判定で涙を飲んだが、ノーコンテストに変更。またも王座決定戦となった。先週末、敵地米国で世界王座に就いたWBOスーパーフェザー級王者の伊藤雅雪(28=伴流)のライバル王者の決定戦が行われる!
WBO世界Lヘビー級タイトルマッチ

 元3団体(WBA・IBF・WBO)世界同級統一王者のコバレフは、昨年11月にWBO王座決定戦で返り咲くと、今年3月にはイゴール ミカルキン(ロシア)を相手に7回TKOで初防衛をはたした。世界タイトル初挑戦となるアルバレスは、2008年北京五輪代表の34歳。2015年11月にWBC王座の指名挑戦権を獲得したが、王者が同門のアドニス・スティーブンソン(ハイチ/カナダ)ということもあってこのときは見送りとなり、今回ようやくWBOタイトル挑戦に辿り着いた。王者が安定した実力を発揮し2度目の防衛となるか?それともプロ9年目で初挑戦となった元オリンピアンの挑戦者が念願を達成するのか?決戦の地は米国・ニュージャージのアトランティックシティ、ハードロックホテル!