[ニュース]2018.7.22
試合結果:ウシクvsガシエフ、ブレーカスvsサガイダコフスカヤ
ウシクvsガシエフ
21日(日本時間22日)ロシア・モスクワのオリンピック・スタジアムでWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)クルーザー級決勝、WBO&WBC王者オレクサンデル・ウシク(31=ウクライナ)とIBF&WBA王者ムラト・ガシエフ(24=ロシア)の世界4団体統一戦が行われた。果たして"比類なき"チャンピオンは誕生したのだろうか?
ウシクのアウトボクシングが圧巻の結果に!
試合はサウスポーのウシクがジャブを打っては動き、ファイターのガシエフはプレッシャーをかけ一発を狙う展開。更にウシクはアウトボクシングから時折、スピーディなコンビネーションでペースを掴むとガシエフを圧倒し、最終回まで試合の流れを渡さず試合は終了。3-0(120-108,119-109,119-109)の判定による完勝でウシクが4団体統一王者"比類なき"チャンピオンとなった。無敗にして全王座を統一したウシクの戦績は15戦15勝(11KO)、初黒星となったガシエフは27戦26勝(19KO)1敗となった。
絶対女王ブレーカスが防衛!
女子ウェルター級4団体制覇王者のセシリア・ブレーカス(36=ノルウェイ)とWBC女子”暫定"スーパーウェウルター級王者のインナ・サガイダコフスカヤ(33=ロシア)のタイトルマッチは絶対女王の圧勝、挑戦者に何もさせず3-0(98-92,98-92,97-93)の判定勝利となった。4団体王座防衛を果たしたブレーカスの戦績は34戦34勝9KO無敗、破れたサガイダコフスカヤは8戦7勝3KO1敗となった。