[ニュース]2018.7.21
前日計量:ウシクvsガシエフ、ブレーカスvsサガイダコフスカヤ
明日21日(日本時間22日)ロシア・モスクワのオリンピック・スタジアムで行われるWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)クルーザー級決勝、WBO&WBC王者オレクサンデル・ウシク(31=ウクライナ)とIBF&WBA王者ムラト・ガシエフ(24=ロシア)の世界4団体統一戦、その他アンダーカードの計量が行われた。
両者共にパス!明日はいよいよ”比類なき”チャンピオン誕生へ!
2本の世界タイトルを持つ無敗の両者、WBO&WBC王者のウシク、IBF&WBA王者のガシエフは共に198.45ポンド(約90,15キロ)でクルーザー級リミットの200ポンド(90.7キロ)を下回って無事にパス。明日は大激戦になることを両王者共に約束した。ウシクは12年ロンドンオリンピックで金メダルを獲得、その後16年9月にWBO世界タイトルを獲得し新王者になると2度防衛。WBSSでは準々決勝で元世界王者のマルコ・フック(ドイツ)を、準決勝でWBC王者のマイリス・ブリエディス(ラトビア)を破り統一王者となって決勝にコマを進めた。一方のガシエフは現在、米国・カリフォルニア州・ビッグベアにてゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)のトレーナーでもあるアベル・サンチェスの指導を受ける中、2016年12月にIBF世界タイトルを獲得。WBSS準々決勝では元世界王者のクジストフ・ウロダルチク(ポーランド)を、準決勝ではWBA王者のユニエル・ドルティコス(キューバ)を破り、王座を統一し決勝となった。
世界ウェルター級女子4団体防衛戦 ブレーカスvsサガイダコフスカヤ
アンダーカードで注目は女子ウェルター級4団体制覇王者のセシリア・ブレーカス(36=ノルウェイ)とWBC女子”暫定"スーパーウェウルター級王者のインナ・サガイダコフスカヤ(33=ロシア)の1階級下げての4団体挑戦を受ける防衛戦。計量は王者ブレーカスが146.4ポンド(66.4キロ)、挑戦者のサガイダコフスカヤが147ポンド(66.67キロ)で計量をパス、明日は男女共に4団体制覇王者が出揃うことになりそうだ。