[ニュース]2018.7.15
試合結果:パッキャオvsマティセ
15日、マレーシア・クアラルンプールで行われたWBA(世界ボクシング協会)ウェルター級"正規”タイトルマッチ、"正規”王者のルーカス・マティセ(35=アルゼンチン)にアジアの英雄、元6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(39=フィリピン)が挑戦者として挑んだ。戦前から語っていたようにパッキャオは復活出来たのだろうか!?
パッキャオ3度倒して9年ぶりのTKO勝利で再び世界王者に!
WBAウェルター級"正規”タイトルマッチ12回戦
×ルーカス・マティセ(35=アルゼンチン)
7RTKO 2分43秒
◯マニー・パッキャオ(フィリピン)
初回、パッキャオが積極的な踏み込みを見せてペースを掴むと、続く3回に左アッパーが火を噴きマティセからダウンをゲット。その後もパッキャオはスピードを活かし、マティセにいつもの攻撃的なボクシングをさせなかった。5回には右フックでこの日、2度目のダウンを奪うと続く7回、パッキャオは多彩な角度から攻撃を仕掛けるとまたも左アッパーを炸裂させ3度目のダウンを奪い、アルゼンチン人王者は立ち上がる事ができずレフェリーストップ。見事な試合運び、変わらぬ強打を見せつけて1年ぶりに世界王座復帰するとともに約9年ぶりのKO勝利となった。試合後、パッキャオは12月に再びリングに上がる事を語ったパッキャオは戦績を60勝39KO7敗2分。初防衛に失敗したマティセは39勝36KO5敗となった。
×ルーカス・マティセ(35=アルゼンチン)
7RTKO 2分43秒
◯マニー・パッキャオ(フィリピン)
初回、パッキャオが積極的な踏み込みを見せてペースを掴むと、続く3回に左アッパーが火を噴きマティセからダウンをゲット。その後もパッキャオはスピードを活かし、マティセにいつもの攻撃的なボクシングをさせなかった。5回には右フックでこの日、2度目のダウンを奪うと続く7回、パッキャオは多彩な角度から攻撃を仕掛けるとまたも左アッパーを炸裂させ3度目のダウンを奪い、アルゼンチン人王者は立ち上がる事ができずレフェリーストップ。見事な試合運び、変わらぬ強打を見せつけて1年ぶりに世界王座復帰するとともに約9年ぶりのKO勝利となった。試合後、パッキャオは12月に再びリングに上がる事を語ったパッキャオは戦績を60勝39KO7敗2分。初防衛に失敗したマティセは39勝36KO5敗となった。
カニサレスが最終回に決める!
WBAライトフライ級タイトルマッチ12回戦
◯カルロス・カニサレス(ベネズエラ)
12RKO 2分59秒
×ビン・ルー(中国)
今年3月に小西怜弥(真正)と王座決定戦を争いタイトルを獲得したカニサレスは、スピードを活かした攻撃を仕掛けるサウスポーのルーに対し左ボディ、右ストレートで攻め立てると11回に右ショートでダウンを奪った。再開後も右ストレートをダブルで浴びせ圧倒。追撃をかけた12回にも連打で倒し、10カウントを聞かせ初防衛に成功した。初防衛に成功したカニサレスは22戦21勝(17KO)1分。世界最速での世界王座奪取はならなかったルーは2戦1勝(1KO)1敗となった。
WBA世界フェザー級暫定タイトルマッチ12回戦
◯ジャック・テポラ(フィリピン)
9RTKO 2分38秒
×エディバルド・オルテガ(メキシコ)
サウスポー同士の一戦は、序盤はテポラがスピードのある攻撃で積極的に仕掛ける。これが海外初試合となるオルテガは3回からエンジンがかかりプレスをかけて反撃しポイントを奪い返した。7回、テポラの鋭いジャブを浴びたオルテガは左目下を腫らした。9回、強引に前に出てくるオルテガを左で迎え撃ったテポラは、接近戦からガードの隙間に狙いすました右アッパーを決めてダウンをとり、その後に連打でフィニッシュに持ち込んだ。暫定王座を獲得したテポラは22戦22勝(17KO)無敗、破れたオルテガは28戦25勝(12KO)2敗1分となった。
◯カルロス・カニサレス(ベネズエラ)
12RKO 2分59秒
×ビン・ルー(中国)
今年3月に小西怜弥(真正)と王座決定戦を争いタイトルを獲得したカニサレスは、スピードを活かした攻撃を仕掛けるサウスポーのルーに対し左ボディ、右ストレートで攻め立てると11回に右ショートでダウンを奪った。再開後も右ストレートをダブルで浴びせ圧倒。追撃をかけた12回にも連打で倒し、10カウントを聞かせ初防衛に成功した。初防衛に成功したカニサレスは22戦21勝(17KO)1分。世界最速での世界王座奪取はならなかったルーは2戦1勝(1KO)1敗となった。
WBA世界フェザー級暫定タイトルマッチ12回戦
◯ジャック・テポラ(フィリピン)
9RTKO 2分38秒
×エディバルド・オルテガ(メキシコ)
サウスポー同士の一戦は、序盤はテポラがスピードのある攻撃で積極的に仕掛ける。これが海外初試合となるオルテガは3回からエンジンがかかりプレスをかけて反撃しポイントを奪い返した。7回、テポラの鋭いジャブを浴びたオルテガは左目下を腫らした。9回、強引に前に出てくるオルテガを左で迎え撃ったテポラは、接近戦からガードの隙間に狙いすました右アッパーを決めてダウンをとり、その後に連打でフィニッシュに持ち込んだ。暫定王座を獲得したテポラは22戦22勝(17KO)無敗、破れたオルテガは28戦25勝(12KO)2敗1分となった。
小林は3度目の海外試合で初白星!
IBF世界フライ級王座決定12回戦
◯モルティ・ムザラネ(南アフリカ)
判定3-0 114-113,114-113,116-110
×ムハマド・ワシーム(パキスタン)
IBF5位のワシームが下から突き上げるパンチでプッシュするが、回転力と手数は元王者のムザラネが勝り、終盤まで試合を優位に進めた。このままムザラネのペースで終わるかと思われたが、11回終了間際にワシームが連打を浴びせてダウンを奪った。最終12回もワシームの攻勢となり試合終了。ジャッジは2者が1ポイント差の僅差でムザラネを支持した。王座返り咲きに成功したムザラネは38戦36勝(24KO)2敗、初挑戦だったワシームは9戦8勝(6KO)1敗となった。
スーパーフライ級8回戦
×ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)
4R KO
ストロング小林佑樹(六島)
硬さの見えたストロングだが徐々にジャブが2Rから当たり出し、さらに右も決め、3Rにワンツーからボディで効かせた。4R、左ボディでアストロラビオを嫌がらせ右フックでダウン奪う。その後も冷静に攻め、ダウンを追加した小林だか、レフェリーにスリップと判断された。小林はさらに攻め立て右ストレートでKO勝利を収めた。海外3度目の試合で初勝利をKOで飾った小林の戦績は21戦14勝(8KO)7敗、アストロラビオは13戦11勝(7KO)2敗となった。
◯モルティ・ムザラネ(南アフリカ)
判定3-0 114-113,114-113,116-110
×ムハマド・ワシーム(パキスタン)
IBF5位のワシームが下から突き上げるパンチでプッシュするが、回転力と手数は元王者のムザラネが勝り、終盤まで試合を優位に進めた。このままムザラネのペースで終わるかと思われたが、11回終了間際にワシームが連打を浴びせてダウンを奪った。最終12回もワシームの攻勢となり試合終了。ジャッジは2者が1ポイント差の僅差でムザラネを支持した。王座返り咲きに成功したムザラネは38戦36勝(24KO)2敗、初挑戦だったワシームは9戦8勝(6KO)1敗となった。
スーパーフライ級8回戦
×ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)
4R KO
ストロング小林佑樹(六島)
硬さの見えたストロングだが徐々にジャブが2Rから当たり出し、さらに右も決め、3Rにワンツーからボディで効かせた。4R、左ボディでアストロラビオを嫌がらせ右フックでダウン奪う。その後も冷静に攻め、ダウンを追加した小林だか、レフェリーにスリップと判断された。小林はさらに攻め立て右ストレートでKO勝利を収めた。海外3度目の試合で初勝利をKOで飾った小林の戦績は21戦14勝(8KO)7敗、アストロラビオは13戦11勝(7KO)2敗となった。