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[予備検診]2018.7.10

山中竜也 胸囲3センチアップに自信

予備検診風景
 WBO世界ミニマム級王者の山中竜也(23=真正)と挑戦者で同級3位のビック・サルダール(27=比)が10日、神戸市内の旧真正ジムで予備検診を行なった。この日が初対面となった両者はガッチリと握手を交わし健闘を誓い合った。試合は7月13日(金)、神戸市中央体育館で開催される。
 
パワーアップに自信を見せた山中
 予備検診を終えた山中は「対戦相手に会って、より気持ちも引き締まりましたし、気合いも入ります」と語った。山中は3月の初防衛戦時より胸囲が3cmアップしたことについて「自分でも大きくなっているかなと感じていました。体の当たりが強くなっているし、パンチ力もついてきていると思う」と納得した様子。挑戦者の方がリーチが3cm長いことについては「(相手の方が)腕が長いのは想定していた。特に気になる数字ではない」と意に介さなかった。
 会見に同席した山下正人会長は「数字的なもので気になるところはない。竜也の胸囲が大きくなってパワーを感じる。胸囲が相手の『脅威』になれば良いね」と冗談を飛ばす余裕を見せた。
検診結果を見るサルダール
 続いて検診後の囲み会見に応じたサルダールは「会った印象は特にないが、闘志が湧いてきた」と初対面にも落ち着いた様子で語ると、「数字的には自分の方がリーチが上回ったが、試合でも有利に働けば良いと思う。ただ、特に気にすることもない」とコメント。体重も昨日の公開練習後にリミットを切ったと明かし余裕の笑みを見せた。
体調も万全と山中
■検診結果
WBO世界ミニマム級タイトルマッチ
王者:山中竜也(真正)
身長:162.5cm
頸周:34.0cm
胸囲:89.0cm
リーチ:168.0cm
血圧:120/89mm/Hg
脈拍:67/min
体温:36.9℃

挑戦者:ビック・サルダール(比)
身長:159.2cm
頸周:34.0cm
胸囲:87.3cm
リーチ:171.0cm
血圧:126/86mm/Hg
脈拍:65/min
体温:36.8℃