[ニュース]2018.6.25
京口紘人が大阪府知事を表敬訪問
松井一郎知事と京口紘人
IBF世界ミニマム級チャンピオンの京口紘人(ワタナベ)が25日、出身地の大阪府・松井一郎知事を表敬訪問した。京口は、先月20日に大田区総合体育館で開催された2度目の防衛戦で判定勝利したことを報告し、さらに、18日に起こった大阪北部地震のお見舞いと寄付金(50万円)を松井知事に手渡した。
松井一郎大阪府知事
歓談時に松井知事は「2度目の防衛、おめでとうございます。今後も階級がきついでしょうが、チャンピオンとして大阪を盛り上げてもらいたい」と京口の労を労った。さらに「今月の18日に大阪府では史上初めて大きな地震に見舞われ、今この時間も被災している方々が苦労しています。京口選手がこうやって寄付を持ってきてもらい、王者としていることが何よりみんなの力になります。このままの活躍を期待しています。ありがとうございます」と寄付に対して感謝した。
緊張気味の京口
いつもひょうきんな京口だが、この日はやや緊張気味に「昨年7月にタイトルを獲得して、5月、2度目の防衛に成功しました」と勝利報告すると「この度の大阪での地震は東京で知りましたが、知り合いの方から『実家は大丈夫か』とたくさん連絡をいただき、大変なことになっているのだと思いました。少しですが、寄付をさせていただき、復興の役に立てていただければ良いと思います」と地元大阪の早い復興を願い寄付金を手渡した。
渡辺均会長
同席したワタナベジム渡辺均会長は「こうやって、王者になって報告に来られること、さらに寄付を直接知事にお届けできて感謝しています」と語った。京口の今後については「本人と話し合いながら階級も決めていきたいと思う。9月に防衛戦か、階級を上げて試合をするか。そのあと年末に試合ができれば」とプランを明かした。
京口の次戦は9月頃を予定